衣替えはいつからするべき?ちょうどいいタイミングは?
季節の変わり目が近づくと、「そろそろ衣替えをしないと」と考えるようになりますが、衣替えはいつからするとちょうどいいのでしょう。
適度なタイミングはあるのでしょうか?
衣替えは日本ならでは?
日本では季節が変わるたびに衣替えと言って、夏服から冬服へ入れ替える習慣が根付いていますが、これは日本ならではの習慣の一つのようです。
というのも、日本は世界中の国の中でも四季の変化がはっきりしています。
春夏秋冬、それぞれ気温が異なるため、そんな季節に合わせて衣替えがあるのです。
確かにハワイなどの常夏の地域では衣替えなんて必要ありませんよね。
それに四季のある国は多くありますが、日本ほど気温や湿度の変化が激しい国はそうそうありません。
そのため、そんな季節に合わせた衣替えは日本ならではの習慣と言えるのです。
さらに日本の場合、衣替えと同様にインテリアも季節に合わせて変えたりしますよね。
例えば、夏は暑さを防ぐため簾や植物を使ったグリーンカーテンをかけたり、冬はこたつを出したりします。
ある意味、家の衣替えですね。
このように衣替えは日本らしい文化ですが、気になるのはいつから衣替えをすればいいのかということです。
学生服の場合は衣替えをいつからすると、決まっている場合がありますが、普段の服に関して言えば、いつからという決まりはありません。
そのため、いつからするといいのかタイミングがなかなかわからないという人も結構います。
冬服から春服への衣替えはいつから?
まず、冬服から春服への衣替えはいつからするといいのでしょう。
冬は寒さが厳しく、厚手のアウターやセーターなどがあるのでクローゼットがいっぱいになってしまいがちです。
しかし、ちょっと暖かくなったからと春服に衣替えをすると、まだまだ寒い日が続いてしまったり、逆にまだ寒いからと言って衣替えをせずにいると、いつの間にか暖かくなってしまったり、いつから替えればいいのかタイミングが難しい季節です。
では、いつから替えるのがちょうどいいのでしょう。
目安は気温です。
1日の最高気温が15度から20度くらいの日が続くようになると、春の日差しなので、冬服から春服に替えてもいいでしょう。
具体的な時期がいつからかというと、早くに暖かくなる地域では2月から3月に、そうでない場合は4月ぐらいがいいでしょう。
ただ、春服に衣替えをしても天候により、気温が下がる日もあるので、カーディガンやストールなどの羽織ものは残しておくと便利です。
春服から夏服への衣替えはいつから?
次に春服から夏服への衣替えはいつからするとちょうどいいのでしょうか。
最近では日本は毎年のように猛暑が続き、初夏の時期にはすでに外を歩いているだけで汗ばんでしまいます。
しかし、早めに衣替えをしてしまうと朝晩は冷えたり、梅雨で冷え込む日もあるので風邪をひいてしまいがちです。
しかしまだ寒い日もあるからと、うっかり衣替えのタイミングを逃すと、真夏日が続いてしまうこともあり、いつから衣替えをすればいいかわからなくなってしまう場合もあります。
ではいつから衣替えをするといいのでしょうか。
春から夏の場合も、やはり目安は気温です。
最高気温が22度以上の日が続くようになったら、衣替えをするのにベストタイミングです。
そして具体的にいつからというと、4月下旬から6月頃です。
住んでいる地域の気温を確認しながら替えるといいでしょう。
ただ、梅雨時期や冷え込む日もあったり、屋内ではクーラーが効いている場合もあるので薄手のカーディガンやパーカーなど、さっと羽織れる衣類は残しておいた方がいいです。
夏服から秋服への衣替えはいつから?
次に夏服から秋服への衣替えはいつからすればいいのでしょう。
いつから秋になるのかというと、イメージ的には9月からといった感じですが、近年はまだまだ残暑だったりするため、なかなか衣替えをする気になれません。
ではいつから衣替えの準備をした方がいいのかというと、やはり気温を目安にします。
いくら暑くても、9月中旬から下旬にかけて日も短くなり、最高気温も下がって20度を下回るようになってきます。
これが秋用に衣替えをする合図です。
そのため、あまりに残暑が続くようであれば気温を確認しながら10月初旬ごろに衣替えをするのもいいでしょう。
その際に、長袖Tシャツだけを出すのではなく、カーディガンやセーターなど上から一枚切られる衣類も出すことをおすすめします。
秋になると、いつからか急激に気温が下がり始めるので、朝晩は羽織ものを着たほうがいい場合もあります。
その際にすぐに切れるように重ね着しやすい服装を用意しておくといいでしょう。
秋服から冬服への衣替えはいつから?
では最後に、秋服から冬服への衣替えはいつからすればいいのでしょう。
冬服を出す際は衣替えというよりも、秋服に加え、厚手のセーターやアウターを加えるようなイメージですが、いつから出せばいいのかというと、外が寒くなり、アウターが必要になる頃からです。
気温の目安としては、最高気温が15度を下回る日が続くようになったら冬の訪れです。
いつからか具体的な時期としては、北海道などの寒冷地では10月下旬、関東などでは11月下旬から12月上旬頃です。
ただ、この衣替えに関してはあくまで目安であって、いつからか決まっているわけではないので、ご自身の体感温度でタイミングを見計らうといいでしょう。
寒いと感じていてもまだ冬じゃないからと、我慢してアウターを着ないでいると風邪をひいてしまいます。
そうなる前に、早めにアウターを出しておき、寒いと感じたらすぐに着れるようにしておくと体調を崩さずに過ごせます。
衣替えはいつからするべき?まとめ
衣替えは季節の変わり目にする、日本らしい習慣です。
季節の変わり目は気温に合わない衣類を着ていると、体調を崩す原因にもなるので、気温を確認しながら自分の体感温度に合わせて衣替えをするといいでしょう。