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春分の日に食べる食べ物は?

春分の日の食べ物

春分の日に食べる食べ物は?

春分の日は春の祝日の一つです。

クリスマスといえばクリスマスケーキやチキン、節分といえば恵方巻きなど、その日に食べる食べ物が決まっている日もありますが、春分の日にはそんな食べ物はあるのでしょうか?

あい
春分の日に食べる食べ物について調べてみました。

そもそも春分の日って?

春分の日とは

そもそも春分の日って何かわかりますか?

クリスマスはイエスキリストの誕生日で、節分は季節の変わり目で、邪気を払う日とされています。

では、春分の日はどんな日かというと、国が定めているのは「自然をたたえ、生物を慈しむ日」です。

実は春分というのは中国から伝わってきた二十四節気の一つです。

二十四節気というのは太陽の動きによって1年間を24つの時期に分けた時期で、春分の日というのは1年の初めから数えて4番目にあたる時期です。

そして、どんな日なのかというと、夜の時間と昼の時間が同じぐらいになる日です。

春分の日までは冬で、昼よりも夜の時間が長かったですが、春分の日を境に昼の時間が長くなっていくので春の始まりという感じです。

春らしい食材もどんどん増えてくるので、食べ物にも春らしさを感じるようになりますよね。

では、そんな春の始まりである春分の日には何か決まった食べ物はあるのでしょうか。

節分には恵方巻きやいわしを使った料理、ひな祭りにはちらし寿司や蛤のお吸い物、こどもの日には柏餅など、日本の行事にはある程度決まった食べ物がありますよね。

春分の日には何かぴったりの食べ物があるのでしょうか?

あい
そんな春分の日にちょうどいい食べ物について調べてみました。

春分の日の食べ物といえばぼたもち!なんで?

ぼたもち

まず、春分の日の食べ物として決まっている食べ物は特にありません。

あえて挙げるとするなら、「ぼたもち」です。

なぜ、ぼたもちなのかというと、春分の日は「春のお彼岸」とも言われ、先祖を敬い、お墓参りをする日だからです。

なぜ、お彼岸の食べ物がぼたもちなのかというと、ぼたもちにはたっぷりの小豆を使ったあんこを使います。

小豆には昔から邪気払いの効果があると信じられてきました。

しかも小豆の赤には魔除けの効果もあるとされており、だからこそ慶事には紅白が使われているのです。

そして春のお彼岸である春分の日にぼたもちを供えると、邪気を払ってご先祖様を供養できると考えられているようです。

そのため、春分の日の食べ物といえば「ぼたもち」が挙げられるのです。

ちなみに「秋のお彼岸」と言われる秋分の日には「おはぎ」を食べます。

「おはぎ」も「ぼたもち」同様にあんこに覆われた餅米ですが、何が違うのかというと、実は違いはありません。

ただ、春は春に咲く牡丹にちなんで「ぼたもち」、秋は秋に実る萩にちなんで「おはぎ」というだけです。

あい
このように春分の日に食べる食べ物といえばお彼岸の供物として「ぼたもち」が知られていますが、他には何があるのでしょうか?

ぼたもち以外の春分の食べ物とは?

菜の花

では、春分の日のお墓参りの御供物として一般的なのは「ぼたもち」ですが、それ以外にもぴったりの食べ物はあるのでしょうか?

春のお彼岸と言っても、お墓参りに行かない方もいるでしょう。

そんな場合は、どんなものを用意すればいいのでしょうか。

具体的にこれが春分の日の食べ物として決まっているものはありません。

しかし、春の初めでもあるので、春を感じられる旬のものを食べるといいでしょう。

旬の物を食べることは季節感を感じるだけでなく、健康にもいいとされています。

では春らしい食材やそれを使った食べ物をいくつかご紹介します。

菜の花

春の味覚として知られるお花です。

彩も綺麗で、そのままおひたしにしたり、パスタに入れたり、華やかなちらし寿司に添えると、より一層春らしさを感じられます。

蛤のお吸い物

蛤は3月ごろに産卵をするので、その直前は身も大振りで栄養を溜め込んだ、まさに旬の貝です。

しかも蛤の貝殻は、初めから合わさっている貝殻同士でないとぴったりと合わないことから良縁を招くとされている縁起の良い食べ物です。

そのため、ひな祭りやお食い初めなど、慶事の際のお吸い物として有名です。

春はちょうど旬なので、春分の日はもちろん、春の食卓のお吸い物としてもおすすめです。

蕗の薹

春の有名な味覚の一つで、独特の苦味があります。

天ぷらにしたり、蕗味噌にして食べると良いでしょう。

ただ、大ぶりの蕗の薹は苦味が強く、食べづらいので、小ぶりのものを選ぶと食べやすく、美味しさも感じられます。

そんな蕗の薹を含め、山菜取りで春らしさを感じるのもいいでしょう。

鯛は今では年中食べられますが、3月ごろの鯛は綺麗な桜色になることから桜鯛とも言われています。

縁起がいい食べ物なので、春の訪れである春分の日を祝う食べ物としてぴったりです。

桜餅

桜の葉の塩漬けでくるりとまいた綺麗な桜色のお餅です。

桜の風味と葉の塩気、中のあんこの甘みがバランスよく、香りもいいので、春の訪れを感じられます。

花見の際のお菓子として知られていますが、春の訪れを感じられる春分の日に食べるのもいいでしょう。

イチゴ

春が旬のフルーツです。

そのまま食べるのはもちろん、パンケーキに添えたり、ジャムなどにして食べられます。

桜餅や蕗の薹は独特の味なので子供は食べづらいでしょうが、イチゴなら幅広い年齢層に人気があり、子供も喜んで食べてくれます。

旬のフルーツなので、家族や友人同士でいちご狩りに行くのもいいでしょう。

もぎたては普通に食べるイチゴとは一味違い、子供も楽しんで参加できます。

他にも水菜や絹さやといった野菜も3月ごろが旬の野菜です。

これらをふんだんに取り入れたメニューを食卓に並べるのもいいでしょう。

あい
このように、春分の日の食べ物というと、特に決まったものはありませんが、春の始まりなので春を感じる旬のものを食べると季節感を楽しめます。

春分の日に食べる食べ物は?まとめ

春分の日に食べる食べ物は特に決まっていません。

ただ、春のお彼岸でもありますし、お墓参りに行くのならぼたもちをお供え品として用意するといいでしょう。

また、春の始まりでもあるので、蕗の薹や菜の花といった春らしい旬の食材を使った食べ物を食べて、春の訪れを静かにお祝いするのもいいのではないでしょうか。




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あい

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