小学生におすすめの夏休みの過ごし方
小学生にとって夏休みといえば、数ある休みの中でも一番長く、楽しみにしている人が多い休みです。
しかし、40日間も続く夏休み、どんなことをしようか悩むご家庭も多いでしょう。
夏休みの過ごし方 基本
まずは小学生の夏休みの過ごし方の基本として、普段の生活リズムは崩してはいけません。
休みだからといって、夜遅くまで起きていたり、朝遅く起きるのが習慣になってしまうと、体内リズムが崩れてしまい、小学生の健康にとってあまり良くありません。
そのため、休みといっても朝晩の起きる時間や寝る時間は普段とあまり変えないような過ごし方をすることをおすすめします。
また、夏休みの過ごし方では食事にも注意が必要です。
1日中家にいると、ご家庭では3食用意しないといけません。
暑くて、用意するのも大変なので、食べやすい素麺や蕎麦などに偏りがちですが、それでは成長期の小学生にとって栄養バランスが良くありません。
しかし、お母さんも毎食きちんと用意するのは大変です。
そのため、お昼は素麺など簡単なものでも良いですが、夕食など少なくても1日1食は野菜やお肉などをしっかり食べるようにしましょう。
お素麺などでも野菜やお肉などをトッピングして栄養バランスを整えるという方法もあります。
お母さんにとっても長く続く夏休みは食事の用意だけでも大変なので、無理なくお子さんの栄養バランスが整うように簡単な工夫をしてみましょう。
そして共働きの場合、昼食は作り置きなどをすることも多いでしょう。
しかし、夏は食材が傷みやすくなっています。
お子さんに留守番をさせる場合は、食中毒にならないように、すぐに食べない場合は冷蔵庫に保管し、食べる際にはしっかり加熱するように伝えるようにしてください。
また、小学生の夏休みの過ごし方として、外出の時も注意が必要です。
小学生ともなると、友達と約束をして出かけることもあるでしょうが、夏といえば水分不足になりがちで、特に子供の場合は遊びに夢中で水分を取り忘れる可能性があります。
熱中症にならないように水筒を持たせたり、帽子を被らせることを忘れないようにしてください。
また、出かける際は車や自転車に注意したり、帰りの時間を決めておくことも重要です。
そして夏休みといえば宿題があります。
長期休暇の分、宿題の量も多めなので、後から大変にならないように勉強の時間を作ってあげるのも重要です。
基本は子供に任せるのもいいですが、低学年の場合は自分で計画を立てられない可能性があるので、夏休みの初めに親御さんが一緒に見てあげて、どのようなペースでどうやって進めるかアドバイスしてあげるといいでしょう。
また、1日、この時間からこの時間までは勉強の時間というふうに決めるのもおすすめです。
夏休みの過ごし方 夏休みならではの体験をしよう
では、今度は小学生におすすめの夏休みの過ごし方をご紹介します。
夏休みは他の休みと違って長期休暇なので普段とは違う体験もできます。
そんな体験をいくつかご紹介します。
キャンプに行く
一つ目のおすすめの過ごし方がキャンプです。
キャンプでは自分たちでテントを張ったり、食事の準備をしたり、子供も参加できることが多いので家族一緒に楽しめます。
また、アウトドアということもあり、緑や虫など自然に触れ合う機会でもあり、小学生のお子さんにとっては貴重な体験になるはずです。
飯盒でご飯を炊いたり、釣りなどで魚を釣るなど非日常体験をすると、自分で生活する力がどんどん身についていきます。
ただ、虫がどうしてもダメな子やテントが嫌いな子もいるので、子供の好みを把握した上でキャンプをするかどうかは決めてください。
博物館・動物園・水族館に行く
そして長期休暇の過ごし方の定番といえば普段行けないスポットに行くことです。
動物園や水族館でゆっくりと好きな動物を見たり、動きを観察するのも良いでしょう。
また、博物館に行けば地球の歴史や、その時期に開催されている展示を見られます。
自由研究の参考にもなるので、夏休みの自由研究に何しようか悩んでいる小学生にもおすすめです。
工場見学に行ってみる
また、体験スポットとして工場見学もおすすめです。
普段食べている調味料やお菓子などがどうやってできるのか見るのは大人だけでなく、子供も楽しめます。
また、場所によってはできたものを味見したり、オリジナルの体験ができる場所もあり、夏休みのいい思い出になります。
自由研究にも使えるので小学生の夏休みの過ごし方の一つとしておすすめです。
ただ、工場見学は予約制のものが多く、当日に行っても参加できない可能性があるので、あらかじめ調べて予約することをおすすめします。
図書館に行く
そして普段の習慣として図書館に行くのもおすすめです。
長期休暇ですから、外出よりも家で過ごす時間がたっぷりあります。
そんな時間を利用して読書をするのも良いでしょう。
色々な本を読んだ経験は小学生にとって、今後の考え方の参考になります。
もちろん、本が好きな子だけでなく、苦手な子も図書館で自分好みの本に出会える可能性もあります。
どうしても本が嫌いという子に無理をさせる必要はありませんが、少しでも興味があるなら図書館に行く機会を作ってあげるのも良いでしょう。
もし1人で図書館に行かせる場合は、車や自転車などに注意し、帰りの時間も守るようにさせてください。
小学生におすすめの夏休みの過ごし方 まとめ
小学生にとっての夏休みは貴重な体験をするチャンスです。
この時期にどんな経験をするかが、その子の好奇心を広げていきます。
そんな夏休みの過ごし方、おすすめのお出かけスポットや経験がたくさんあります。
お子さんの関心があるスポットなどを選んで出かけてみてはいかがでしょうか?