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えびす講の神棚の飾り方とは?

2022年5月13日

えびす講の神棚の飾り方

えびす講の神棚の飾り方とは?

恵比寿様といえば片手に鯛、もう片手に釣り竿を持った商売繁盛の神様として知られていますが、そんな恵比寿様を祀る行事「えびす講」があるのをご存知ですか?

旧暦の神無月に行われるのが一般的ですが、地域によっていろいろなえびす講があります。

あい
そんなえびす講、恵比寿様を祀るためにどのような飾り方をすればいいのか調べてみました。

えびす講とは?どこに飾る?

えびす講の神棚の飾り方

えびす講とは?

まず、えびす講とは全国に知れ渡っている、恵比寿様を祀る行事のことです。

各地にはそれぞれ色々な土地神様がいるのに、なぜ恵比寿様を祀るのかというと、神無月が関係しています。

神無月とは全国の神様が一斉に出雲に赴く月のため、「神様がいない月」、「神無月」というのですが、この時期に唯一、お一人だけ出雲に向かわない神様がいます。

それが恵比寿様です。

なぜ恵比寿様が出雲に行かないのかというと、神様が不在となる土地を守るため残ってくださるのです。

そんな恵比寿様に感謝の意味を伝えるために行うのが「えびす講」です。

ちなみに「講」というのは集まりのことで、えびす講は恵比寿様を信じる人の集まりにより行われるため、祭りではなく、えびす講といわれるのです。

ちなみにえびす講は地域によってさまざまな形で行われており、実はお正月にテレビ中継される兵庫県西宮神社の「福男選び」もえびす講なのです。

えびす講が行われる時期は地域によって異なり、1月に行われるところもあれば、10月から11月に行われるところもあります。

では、そんなえびす講にはどのような飾り方をすればいいのでしょうか?

どこに飾る?何を飾る?

では、えびす講をご自宅でする場合はどこにどんな飾り方をすればいいのでしょう。

まず、恵比寿様は神様ですから、祀るなら神棚が一般的です。

ただ、ご家庭によっては神棚がなかったり、他の神様を祀っている場合がありますよね。

そんな時は神棚の近くや、運気が上がるといわれる東向きや南向きに飾ります。

飾り方としてはなるべく家の中心、日当たりがいい部屋の大人の目線より上の場所に飾るようにします。

神様がいらっしゃる場所ですから、人が見下ろすようなしたの位置はダメということです。

また、下を人が何度も通るところも控えるようにしてください。

つまり、神棚がない場合はタンスや本棚の上などでもいいということですね。

目線が上のところに飾ることで運気もアップするといわれています。

では、何を飾るのかというと恵比寿様の像や大黒様の像、えびす講のお参りでいただいたお札や屋台などで購入した熊手や福笹です。

恵比寿様と大黒様を一緒に飾る場合、飾り方は向かって正面右側が大黒様、正面左側が恵比寿様となるようにします。

なぜ熊手を飾るのかというと、恵比寿様は豊穣の神でもあり、熊手は畑でいろいろかき集めるために使うものです。

そんなことから熊手は色々なご利益をかき集める縁起担ぎとして飾られることになったのです。

そして屋台では熊手のサイズはさまざまで、小さなものから大きな物があります。

一般的に事業が拡大するにつれ、熊手も大きめサイズのものに買い替えていくのが通例です。

そして福笹とは笹飾りのことです。

笹は雪や風にさらされても真っ直ぐに成長していくことから、商売なども何事が起きてもうまくいきますようにという縁起を担いで飾ります。

では、熊手や福笹の飾り方はというと、神社でいただいたお札と一緒に神棚の上に飾って大丈夫です。

飾り方としては厳密にこうしなければいけないという決まりはなく、地域や家庭によって方法が異なる場合もあるので、ご家族やご近所さんに飾り方を聞くのもありです。

あい
このようにえびす講は恵比寿様に感謝を伝える行事で、飾り方としてはお参りでいただいたお札や熊手を飾ることがあります。

大黒様と恵比寿様をセットで飾る?

大黒様と恵比寿様

そしてえびす講の飾り方で、恵比寿様と大黒様をセットで飾る場合があるのですが、なぜ大黒様とセットなのでしょう?

そもそも大黒様とは何の神様なのでしょう?

七福神の1人として知られていることから日本の神様のイメージがありますが、実は日本の神様ではありません。

七福神はインドや中国の神様が集まった多国籍な集まりなのですが、大黒様はインドの神様です。

打出の小槌を持った神様で、元々は農業の神で、五穀豊穣、出世開運、商売繁盛といったご利益があります。

なんかご利益が恵比寿様と似ていますよね。

ちなみに神様の場合は「1人」ではなく、「1柱」と言います。

人ではないので、数え方が違うんですね。

そして恵比寿様は元々は豊漁の神様でした。

つまり豊穣の神様である大黒様と豊漁の神様である恵比寿様を合わせて2柱、一緒に飾ることで、相乗効果があると考えられています。

このことからえびす講の飾り方の一つとして、恵比寿様の像と大黒様の像を2柱一緒に飾ることがあるのです。

えびす講自体は恵比寿様に感謝を伝えるための行事ですが、ちゃっかりと飾り方で商売繁盛をお願いするあたり、日本人の商売根性を表しているような感じがしますね。

そしてそんな恵比寿様と大黒様への御供物の飾り方ですが、えびす講の時には尾頭付の鯛や赤飯、葉付き大根などがありますが、通常ならお米やお水、お塩、お酒などを飾ります。

できるなら毎日お供えした方がいいのですが、流石に毎日となると大変ですよね。

そんな時は1日と15日の2回だけお供えするようにすれば大丈夫です。

あい
このようにえびす講の飾り方として、神棚に恵比寿様と大黒様をセットで飾る場合もあるようです。
商売繁盛にご利益がありそうなので、自営業や農業などをされている場合は一緒に飾ったほうがいいかもしれませんね。

えびす講の神棚の飾り方とは?まとめ

えびす講の飾り方はこうしなければいけないという具体的な決まりは特にありません。

ただ、大黒様と一緒に飾ることでご利益がアップしたり、幸運をかき集める熊手なども一緒に飾ると運気もアップしそうなので、ご自身の環境や自宅にあわせて飾ってみてはいかがでしょうか。

神棚がない方でも気軽に飾れるので、最近、運気が悪いなと思ったら縁担ぎに恵比寿様にお参りしてみてはいかがでしょうか。




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