梅雨時期のうねりがちな髪の毛を綺麗にまとめるには?
梅雨になると、毎日続くしとしと雨で洗濯物が思うように干せず悩みますが、それと同時に髪の毛の悩みもありがちです。
いつもサラッと上手くまとまりがちな髪の毛もなぜか梅雨時期になるとうねってしまったり、広がってしまいがちです。
なんで梅雨には髪の毛がうねるの?
まず、なんで梅雨時期には髪の毛がいつもと違う状態になりやすいのでしょうか?
特に天然パーマなどクセ毛の髪の毛は、梅雨などの雨の日になるといつも以上にクネクネしたり広がったりします。
そして普段はサラッとまとまる髪質の人でさえ、なぜか梅雨時期には変な癖が髪の毛に出やすくなります。
その原因は髪の毛の水分バランスです。
元々、クセ毛の人とクセのない髪の毛の人の差は髪の毛の水分バランスだそうです。
人の体の7割は水分ですが、髪の毛にも同様に水分が含まれており、その水分のおかげで髪の毛自体を色々なダメージから守ったり、潤いのある艶髪にしているのです。
そしてこの水分バランスというのは人によって異なり、髪の毛自体に均一でない場合があります。
これがクセ毛の原因です。
クセ毛の場合は髪の水分バランスが場所によって均一でないため、クセが出やすいのです。
逆にまとまりやすい髪の毛というのは髪の毛の水分バランスがある程度整っていると言えるようです。
では、そんな整った髪の毛でさえ梅雨時期になるとうねってしまうのは、梅雨による湿気で水分バランスが崩れるためです。
梅雨時期は体感的にもジメジメとした季節です。
それぐらい湿気が多いということは、髪の毛にも湿気の影響が出やすく、普段よりも髪の毛の水分バランスが崩れやすくなっています。
そのため、普段はストレートの人でも梅雨になるとクセ毛になってしまいやすいのです。
梅雨でも髪の毛を綺麗にまとめるには?
では、梅雨時期でも髪の毛を綺麗に保つコツはあるのでしょうか?
オフィスや買い物などお出かけの際はどうしても出かけなければいけませんし、そんな時に髪の毛がうねらずに綺麗にまとまっていれば、出先でわざわざ直したり、人目を気にする必要もありません。
そんな梅雨時期だからこそのお手入れのコツが実はあるんです。
では、誰でも簡単に取り入れられそうなコツを2つご紹介します。
ドライヤーでしっかり乾かす
まずはシャンプー時にドライヤーでしっかりと乾かしておくことです。
シャンプー時にそのままタオルドライして寝てしまう方がいますが、実はこれは髪の毛の水分バランスを崩す原因となるようです。
髪の毛が濡れたままになってしまうと、地肌が蒸れた状態になります。
すると髪の毛の水分バランスにバラツキが出てしまい、クセが出やすくなってしまうのです。
そのため、シャンプーが終わったらしっかりと乾かすことをおすすめします。
ただし、この時にちょっとしたコツがあります。
それは髪の毛というよりも、地肌を乾かすことです。
よくありがちなのが、表面の髪の毛だけサッと乾かして地肌が十分に乾いてないという場合です。
これでは前述したように地肌が蒸れた状態になってしまうので意味がありません。
クセを予防したいなら、髪の根本をしっかりと乾かすようにしてください。
ちなみにドライヤーの当て過ぎで髪の毛が熱ダメージで痛むのではと心配する方もいます。
そんな方におすすめなのが育成光線やマイナスイオンが出ているドライヤーです。
育成光線は高温の熱風ではなく、低温でじっくりと乾かすので髪の毛への熱ダメージを防げます。
さらにマイナスイオンも出ていると髪の毛のキューティクルを守ってくれるのでパサつきのない艶髪にまとめられます。
クセを防ぎたいなら梅雨時期だからこそ、ドライヤーでしっかりと乾かしてみてはいかがでしょう。
オイルやワックスを上手に使う
さらにドライヤーに加えておすすめのコツがオイルやワックスなどのヘアアイテムを使うことです。
まあ、これは髪の毛のスタイリングとして普段から取り入れている方も多いと思いますが、実はこのスタイリングが髪の毛の水分バランスを保ってくれているのです。
梅雨時期に髪の毛がうねってしまうのは、湿気により髪の毛の水分バランスが崩れてしまうのが原因ですが、オイル系のヘアアイテムを使うとオイルが髪の毛表面に膜を張ってくれます。
すると、髪の毛内部の水分が外に出て行きにくくなり、梅雨時期でも水分バランスがしっかりと保て、クセが出にくくなるのです。
そのため、普段、オイル系のヘアアイテムを使っていないなら梅雨時期だけでも取り入れてみてはどうでしょうか。
梅雨時期におすすめ?クセ毛のユニークな誤魔化し方
前述したように、梅雨時期の髪の毛のまとめ方にはコツがありますが、髪質は人それぞれなので取り入れてもなかなか上手くまとまらないという方もいるでしょう。
そんな方へのユニークなまとめ方として、いっそ髪の毛のクセを利用してみてはいかがでしょうか?
ストレートにまとめようとするからクセが出た部分が気になるのです。
例えば髪の毛全体にパーマをかけてクセを目立たなくしてしまってはどうでしょうか。
ショートでもロングでもこの方法は有効です。
ナチュラルなふんわり感を出せば、かわいい雰囲気も出るので、今までストレートだった人はイメージチェンジができます。
ちょっと憂鬱な梅雨時期でも軽やかな感じで過ごせるでしょう。
そして、パーマをかけると意外に朝のお手入れがストレートより楽になる場合があります。
というのも梅雨時期特有のうねりを無理に直す必要がないからです。
梅雨時期でも髪の毛をどうしてもストレートのままにしておきたいという場合は縮毛矯正という手もあります。
ただ、髪の毛にダメージを与えてしまう可能性もあるので気をつけてください。
梅雨時期のうねりがちな髪の毛を綺麗にまとめるには?まとめ
梅雨時期は髪の毛の水分バランスが崩れるため、変なクセが出てしまう場合がありますが、ドライヤーやオイル系のスタイリング剤を使うことでクセを軽減できます。
また、クセを活かしたパーマをかけるのもおすすめです。
梅雨時期はジメジメ雨で鬱陶しくなりがちですが、イメージチェンジをして気分を上げてみてはどうでしょう。