七夕の過ごし方とは?どうやって過ごすのが正解?
七夕は短冊を飾ったり、空の上では織姫と彦星が会える日として知られていますが、一般的には何をするのが正解なのでしょうか?
織姫と彦星が会うことにちなんでデートを楽しむ恋人もいますが、具体的に何をすればいいのでしょう?
七夕は何をする日?
では七夕の過ごし方としては何をするのが正解なのでしょう?
例えば日本には色々なイベントや行事があり、そのイベントや行事に応じて、大抵はすることや食べるものが決まっています。
お正月はお雑煮やおせちを食べたり、初詣に行きます。
節分には恵方巻きを食べたり、豆まきをします。
クリスマスにはチキンやケーキを食べてクリスマスツリーを飾ったり、クリスマスプレゼントを開けます。
では七夕の過ごし方は?
織姫と彦星が出会えるのは素敵なことですが、地上ではどのような過ごし方をするのが正解なのでしょうか?
幼稚園や保育園では七夕飾りを作って飾ったりしますが、家や外出先では七夕はどのような過ごし方をすればいいのでしょう?
改めて言われてみるとわからなかったりしますよね。
七夕のおすすめの過ごし方とは
では、七夕の過ごし方として、自宅で過ごす場合や自宅での食事、七夕にぴったりな外出先などについてご紹介します。
家で過ごすなら
まず、自宅での過ごし方としてはどんなことをするのが正解なのでしょうか?
お子さんがいるなら七夕飾りを作ってみてはいかがでしょうか?
七夕飾りと言っても短冊だけでなく、色々な飾りがあります。
お子さんと手分けして色々な飾りを作ると楽しいでしょう。
ちなみに短冊飾りにもそれぞれ意味合いがあります。
紙衣:女子の裁縫が上達するように
巾着:お金が貯まりますように
投網:豊漁になりますように
屑籠:整理整頓ができますように
吹き流し:機織りが上手になりますように
千羽鶴:長生きしますように
などがあります。
そのため、自分やお子さんの願い事にぴったりな飾りを作ってみるのもいいでしょう。
例えば部屋をスッキリ綺麗にしておきたいなら屑籠を、金運上昇を願うなら巾着を作ってみるといいです。
簡単に作れるものから、ちょっと手間がかかるものまであるので、作り始めると案外夢中になれますよ。
また、飾りだけでなく、短冊に願い事を書いてみるのもいいでしょう。
実は短冊の色にも意味があるんです。
短冊は昔から5色と決まっていますが、それぞれの色で意味合いが違います。
・青(緑):徳を積む、人間力を高める
・赤 :父母や祖先への感謝の気持ち
・黄 :信頼、友人を大切にする
・白 :義務や決まり事を大切にする
・黒(紫):学業
そのため、成績アップや習い事の上達を願うなら紫の短冊に、友達との仲を深めたいなら黄色の短冊に願いごとを書くといいでしょう。
作る際に、意味合いも子供に教えると一緒に楽しめます。
短冊飾りというと、本来は神が宿ると言われる神聖な竹に飾りますが、自宅で竹を用意するのは難しいですよね。
気軽に飾りを作るなら本物の竹に飾らなくても大丈夫なので、観葉植物に飾ったり折り紙や画用紙で作った竹に飾るのもOKです。
七夕飾りを飾ったら、庭やベランダから空を眺めてみてはどうでしょう。
晴れていれば星が見えるかもしれませんよ。
食事は?
では、そんな七夕の過ごし方として、食事は何が最適なのでしょう。
ひな祭りならちらし寿司、こどもの日なら柏餅など、イベントや行事ではある程度、定番の食べ物がありますが、七夕は何を食べるべきなのでしょう。
おすすめは素麺です。
夏で暑いから素麺というわけではありません。
実は素麺は織姫が機織りに使う糸をなぞらえた食べ物で、悪霊退散の御供物とされています。
そのため、七夕の食事として素麺は最適なのです。
普通に食べるのももちろんいいですが、七夕らしく彩り綺麗な素麺を用意したり、星形に切った野菜も用意すると七夕感が増します。
また、流しそうめんにすると流れ星のような感じで、家族や友人みんなで楽しめるのではないでしょうか。
七夕に出かけるなら
では、七夕に自宅ではなく、外出するなら、どんな過ごし方をしたらいいのでしょう。
デートや友人と遊びに出かけるならどこに行けばいいでしょうか?
七夕らしさを楽しむなら、イベント開催地に行ってみるのもいいでしょう。
東北や関東、関西など各地で七夕まつりが開催されているところもあり、浴衣なんかで出かければちょっと早い夏のお祭り気分を楽しめます。
ただ、お祭りの場合はコロナや天候の関係で開催が延期されたり無くなったりする場合もあるので、あらかじめ確認してから行くことをおすすめします。
また、東京タワーやスカイツリーなど七夕限定のイルミネーションが開催される場所もあるので、そんなスポットに行くのもおすすめです。
屋内にいながら幻想的な星空気分を体感できるので、デートにもぴったりで、友達同士で遊びにいっても盛り上がれます。
こちらもお祭り感覚で、浴衣で参加するといいでしょう。
中には七夕飾りも飾られており、短冊を書いて飾れる場合もあるので、ついでにお願い事もできます。
そして近場にイルミネーションやお祭りがないという時におすすめなのがプラネタリウムです。
七夕といえば天の川を挟んで離れ離れだった織姫と彦星が再会する日ですが、七夕は梅雨シーズンなので雨天の場合が多く、綺麗な夜空を眺められない場合があります。
しかし、プラネタリウムなら天候が悪くても綺麗な星空を眺められるので七夕デートにぴったりです。
カップルシートに座ってゆっくりと満天の星を眺めてみてはどうでしょう。
七夕の過ごし方とは?どうやって過ごすのが正解?まとめ
このように七夕の過ごし方としてはぴったりなのは、自宅で七夕飾りを作ったり素麺を食べたり、七夕のイベントに出かけることです。
一年でも数少ないお願い事を書く機会でもあるので、ご自宅で七夕飾りを作ってお願い事をしてみてはいかがでしょうか?