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目上の方からお中元を頂いたらどうすればいい?お礼状の書き方は?

お中元のお礼状

目上の方からお中元を頂いたらどうすればいい?お礼状の書き方は?

お中元というと、一般的には、日頃お世話になっている方に贈る物です。

しかし、目上の方から頂いてしまう場合もあり、そんな時、どうしたらいいかわからないことってありますよね。

通常、お中元をいただくとお礼状を出すのがマナーですが、目上の方にもお礼状だけでいいのでしょうか?

また、お礼状にはどのように書いたらいいのでしょうか?

あい
そんな目上の方からお中元を頂いた場合のマナーや、お礼状の書き方について調べてみました。

目上の方からお中元を頂いたらどうすればいい?

目上の人からお中元をもらったら

まず、一般的にはお中元を頂いたら、先方にお礼状を出します。

到着後、なるべく早く、大抵は3日以内に出すのが一般的とされていますが、先方が目上の場合はどうなのでしょうか?

お礼状を出そう

やはり、同様に3日以内にお礼状を出すのがマナーです。

ただ、目上の方からお中元を頂いた場合は、お礼状を送る前に電話で連絡しておくとさらにいいです。

電話のタイミングとしては、お中元が届いた当日や翌日がベストです。

お礼状に加えて電話もしておくと、誠実なイメージを相手に与えます。

しかし、先方が忙しそうであったり、電話が苦手な方の場合は無理に電話しなくてもOKです。

その分、しっかりと感謝の気持ちをお礼状で伝えましょう。

お返しの品を送ろう

そして、一般的にお中元を頂いた場合、お返しは不要なのですが、目上の方から頂いた場合はお返しを贈るのがマナーです。

では、お返しの相場はというと、通常のお返しは頂いたものの半額ほどですが、目上の方へのお返しの場合は同程度の額の物を用意するのが礼儀です。

どんな物を用意すればいいかというと、暑い時期なので食べやすい麺類やゼリー、ジュースなど先方が喜びそうな物を選ぶといいでしょう。

例えば、先方が一人暮らしだったり、高齢の2人暮らしだったりすると、果物などはすぐに消費できない場合もあるので、その際は日持ちしそうな乾麺やデザート類を、先方にお子さんがいる場合は、お子さんも一緒に食べたり飲めたりできそうなものがおすすめです。

最近ではネットで産地直送の物を送る場合もありますが、その際はお返しよりもお礼状が先に届くように送り、お礼状に「いつ頃、どこからどんなものが届くか」を記載しておくと丁寧です。

そうすれば、知らないところからお返しが届いても安心です。

そしてお返しの品につける熨斗は紅白の蝶結びの水引を選び、上にお中元と書きます。

ネットで注文する場合はほとんどのアイテムがお中元の熨斗を選べるので、迷うこともありません。

あい
このように目上の方にお中元はいただいた場合はお礼状を出すとともに、電話でお礼を伝えたり、お返しの品を用意するのがマナーです。

目上の方へのお中元のお礼状の書き方は?

お中元のお礼状の書き方

次に気になるのが、目上の方へのお中元のお礼状の書き方です。

最近はメールや電話でのやり取りが多く、お礼状を書き慣れていない方もいると思います。

そこで、目上の方へのお礼状の書き方を簡単にご紹介します。

まず、お礼状を書くにあたって、はがきと手紙のどちらがいいのでしょうか。

お礼状自体はどちらでもいいのですが、手紙の方がかしこまったイメージがあります。

そのため、目上の方にお礼状を書くなら手紙の方が丁寧な印象でいいでしょう。

その際の便箋は白い無地のものか、薄い羅線が入ったものを使うと清潔感があり、おすすめです。

そして、書き方のポイントとしては手書きがベストです。

最近はパソコンで書いて印刷する場合もありますが、やはり手書きの方が心がこもっている感じがします。

ゆっくりと丁寧に書いてみましょう。

そして横書きにしようか、縦書きにしようか悩む方もいますが、上司など目上の方に送る場合は縦書きにした方がいいでしょう。

昔ながらのお礼状といった感じがしますね。

では次にお中元のお礼状はどのような文面にすればいいのかご紹介します。

①頭語を書く

まずは頭語を書きます。
頭語とは「拝啓」、「前略」、「謹啓」などです。

②時候の挨拶を書く

次に時候の挨拶を書きます。

時候の挨拶とは手紙を送る時期を表した言葉で、大抵は季語が使われています。

お中元が届く時期の時候の挨拶の例文としては

・大暑の折
・盛夏の候
・暑い日が続いておりますが

などがあります。

③先方の健康確認をする

そして、時候の挨拶に続くのが安否確認の文面です。

「皆様体調はお変わりありませんか」、「いかがお過ごしですか」などが入ります。

④感謝の内容を書く

それから感謝の文を書きます。

「このたびは結構な品をお贈りいただきまして、誠にありがとうございました。」といった、頂いたお中元に対するお礼です。

⑤最後にもう一度、先方の健康確認をする

そして再度、先方の健康を気遣う文を書きます。

⑥結語を書く

最後に頭語と組み合わせが決まった結語を書きます。
例えば頭語が「拝啓」の場合は「敬具」、「前略」の場合は「草々」、「謹啓」の場合は「謹白」と書きます。

⑦最後に日付と名前を書く

では具体的な例文をご紹介します。

拝啓
大暑の折、○○部長ならびにご家族の皆様におかれましては一層ご壮健のことと存じます。?さて、このたびは旬の名産物を頂き、深く感謝いたしております。
家族一同大喜びして、美味しくいただきました。
公私にわたり、細やかなお心づかいありがとうございます。?これからますます暑くなります。どうぞお体ご自愛ください。?略儀ながら書中をもちまして、お礼方々お願い申し上げます。                                                敬具 令和〇年〇月〇日  〇〇〇〇

ポイントを押さえておけば、初めてでもなんとか書けそうですね。

インターネットでもいくつか例文が紹介されているので、書き方に悩んだ場合は参考にするといいでしょう。

あい
目上の方へのお中元のお礼状はこのような書き方をするといいんですね。

目上の方からお中元を頂いたらどうすればいい?お礼状の書き方は?まとめ

このように目上の方からお中元を頂いた場合はお礼状を送るのはもちろん、お返しの用意も必要です。

お返しは先方が喜ぶようなものを同程度の金額で用意するようにしてください。

さらにお礼状にも書き方があるので、マナーを守って良好な関係を続けていきましょう。

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あい

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