ホワイトデーのお返しの相場は?
「バレンタインといえ女性が好きな男性にチョコを渡す日」というのはちょっと古くなりつつあります。
今では自分へのご褒美チョコを買ったり、友達へのチョコを買ったりと、その定義は様々になってきています。
それでも、やっぱり女性が男性にチョコを贈る日という考えはまだ残っており、本命彼女にもらったり、気になる女性からもらったりと喜ぶ男性も多くいます。
しかし、バレンタイン当日、嬉しい思いをしても、問題はその後です。
1ヶ月後のホワイトデー、どのようなものをお返しに渡せばいいのか、どれくらいの相場のものを渡せばいいのか、悩んでしまいます。
男性が考えるホワイトデーのお返しの相場は?
まず、男性が考えるホワイトデーのお返し相場について、ご紹介します。
一般的に男性が考えるホワイトデーのお返しの相場は「500円から3000円未満」が7割、「500円未満」が1割ほどです。
女性がバレンタインに考える相場が「1000円から3000円未満」ですから、比較的、同程度、もしくは低めといった感じですね。
男性からしたら、バレンタインと言ってもただのチョコレートですから、そんなに高いお返しをしなくてもいいと考えているのかもしれません。
「ただのお菓子のお返しだから、同じようにお菓子を返せばいいか」と軽く捉えている可能性もあります。
しかし、実はホワイトデーのお返しは女性にとって、ちょっとした意味合いがあります。
男性が考える相場と女性が考える相場は違う?
男性の場合、スイーツにあまり興味を持っていない人も多く、「バレンタインにもらったから、とりあえずお返しをしよう」と相場を考えずに、手軽なお菓子を購入して渡そうとする方もいます。
しかし、実はこれが本命へのお返しだったら大変なことになってしまう可能性もあります。
女性はバレンタインになると数あるチョコの中から厳選してバレンタインチョコを選んでいます。
しかも、バレンタインシーズンになると特設会場もでき、普段では見かけないようなチョコもたくさん並びます。
その中から、わざわざ選んでくれているのです。
それが有名パティシエの高級チョコの場合もあります。
そんなバレンタインチョコに対して、ホワイトデーに比較的いつでも購入できるお菓子をお返しに貰ったらどうでしょう。
がっかりしてしまいませんか?
女性が期待するホワイトデーのお返しの相場は?
では、女性が男性に期待するホワイトデーのお返し相場とはどれくらいなのでしょう。
低すぎるのは論外?
まず、女性は本命相手に1000円から3000円ほどの相場のバレンタインチョコを渡してくれていますが、それに対し、1000円以下、ましては500円未満のお返しを渡すのは論外です!
前述したように、女性は本命に対して相手の好みやデザインなどを考慮してバレンタインチョコを選んでくれています。
それに対して、何も考えずにホワイトデーに相場が低い格安のチョコを渡せば、「自分のことをちゃんと考えてくれていない!」と思われても仕方ないですよね。
つまり、ホワイトデーは相場はもちろん、相手のことをちゃんと考えてお返しを選ばないといけないのです。
高すぎると彼女も困る?
では、「相場が高いものをお返しに用意すればいいの?」と考える方もいるでしょうが、これもちょっと注意が必要です。
昔、バブルの頃は高級ブランドバッグやブランドアクセサリーなど高級品を期待する女性も多くいましたが、今は違います。
あまりに高いお返しをホワイトデーに貰ってしまうと、彼女にプレッシャーをかけてしまう場合があるからです。
「彼氏が高いものを用意してくれたんだから、次のプレゼントには今度は高級バッグや高級時計など、もっと相場の高いものを用意しなくては!」と負担になってしまう可能性があります。
ちょうどいいホワイトデーのお返しの相場は?
では、ホワイトデーのお返しの相場はどれくらいがちょうどいいのかというと、低すぎてもダメ、高すぎてもダメということで、バレンタインにもらったチョコレートと同程度から倍ぐらいのものがいいようです。
同程度の相場のものなら女性も気兼ねなくもらえますし、2倍ぐらいのものならちょっと高めですが、「こんなに私のことを大切に思ってくれている」と女性は考えます。
ただ、ここでちょっとネックになるのが、自分がどれくらいのものを貰ったのかわからないということです。
特にスイーツに関して全く詳しくないと、有名パティシエのチョコの相場がいくらぐらいかわかりませんよね。
そこで目安として気にしてほしいのが、女性がバレンタインに本命にかけるチョコの相場が「1000円から3000円」ということです。
このことから、ホワイトデーのお返し相場としては「1000円から6000円程度」と考えておくといいでしょう。
ただし、これは本命相手のお返しの場合です。義理チョコや子供間でのお返しは、これとはまた別です。
義理チョコのお返し相場は?
では、義理チョコのお返し相場はどれくらいなのでしょうか。
職場の同僚女性から義理チョコをもらうという人もいます。
やっぱり義理でも貰ったからにはお返しをしないといけません。
しかし、どれくらいの相場のものを購入すればいいかわからないという人も多いでしょう。
一般的な相場は500円から1000円程度です。
義理なのにあまりに高いものをお返しすると相手に引かれてしまいます。
しかしあまりに低すぎるとやはり女性としては嬉しくありません。
ですから、ちょっといつもよりいいお菓子をホワイトデーのお返しに用意することをおすすめします。
複数に渡す場合は、ちょっと高級な箱詰めのお菓子を購入して「みなさんでどうぞ」と渡すのもいいでしょう。
子供間でのお返し相場は?
次に子供間のホワイトデーのお返し相場はどれくらいでしょうか。
幼稚園や小学校の女の子からもらうという子もいますし、仲のいいママ友同士のお子さんで渡される場合もあります。
そんな時、ホワイトデーのお返しにどれくらいのものを渡せばいいのかというと、お子さん同士ですし、500円程度ぐらいがベストです。
ママやお子さんが料理好きなら手作りのお菓子を渡すというのもアリです。
あまり高いものをお返ししてしまうと相手の親御さんも気にしてしまうので、あまり費用をかけずに可愛いものを選んで渡してくださいね。
ホワイトデーのお返しの相場は?まとめ
ホワイトデーは男性から女性にバレンタインのお返しを渡す日ですが、そのお返しの相場としてはバレンタインチョコの同額から倍程度を見ておくといいようです。
女性にとって低すぎると「自分のことを見ていない」、高すぎるとかえって負担になってしまう可能性があるので、相場には気をつけてお返しを選んでくださいね。