クリスマスの由来を子供向けに簡単に説明すると?
クリスマスといえば子供にとっては誕生日と並ぶくらい楽しみな日ですよね。
というのもプレゼントがもらえるからです。
でも、いざ、子供に「クリスマスってなんの日なの?」、「なんでプレゼントがもらえるの?」なんて聞かれると、どう答えようか困ってしまいがちです。
クリスマスの由来は?子供に簡単に説明するには?
まず、クリスマスの由来を簡単に説明すると、イエス・キリストの誕生日です。
イエス・キリストとはキリスト教の始祖で、神様のたった1人の子供とされています。
ただ、今でこそ12月25日がイエス・キリストの誕生日とされていますが、実は正確な由来の記録はなく、紀元4、5世紀ごろから始まったとされています。
では、なんでイエス・キリストの誕生日をクリスマスというのかというと、キリストのことを英語で「Chirist」と表し、ミサを表す「mass」が合わさることで「クリスマス」になったそうです。
これが「クリスマス」と言われるようになった由来です。
では、クリスマスの由来を子供に聞かれたらなんて答えればいいのか、簡単な例をご紹介します。
まず、「クリスマスって何の日?」と聞かれたら、「イエス・キリストっていう神様が生まれた日だよ」と答えれば大丈夫です。
では、「クリスマスって何をするの?」と聞かれたら、「本当なら教会で歌を歌ったり、お祈りをするんだよ」と伝えます。
でも、日本では教会でお祈りをすることなんて、クリスチャンじゃない限りしませんよね。
となると、子供から「じゃあ、なんで教会に行かないの?」と聞かれたりしますよね。
そんな時の簡単な答え方としては、「この辺じゃ教会はないからね、お家でお祝いしてあげればいいんだよ」というといいでしょう。
もし教会が近くにあっても行かないという場合は、「教会でお祝いするのもいいし、家でお祝いするのもいいんだよ」と簡単に説明するといいでしょう。
サンタクロースの由来は?簡単に子供に説明してみよう!
では、今度はクリスマスの中でも子供が最も気になるサンタクロースの由来について簡単にご紹介しましょう。
サンタクロースの由来は司教?
クリスマスの由来だけを見てみると、サンタクロースは登場してこないですよね。
実はクリスマスとサンタクロースは別々の由来があるようです。
歴史が古いのはクリスマスです。
人々に親しまれるようになって、クリスマスはキリストの降誕祭として祝われてきましたが、誰もが楽しいクリスマスを迎えられた訳ではありません。
実はサンタクロースの由来は4世紀ごろのトルコ周辺に実在したニコラスという司教です。
彼は身売りを考えていた没落貴族の娘を助けようと、金貨を投げ入れたそうです。
それがたまたま暖炉に干してあった靴下に入ったそうです。
これがクリスマスプレゼントを靴下に入れる由来になっているんですね。
では、なんで「サントクロース」と呼ぶようになったのか、その由来はというと、プレゼントの伝統はオランダで伝わっていましたが、それがアメリカに渡った際にアメリカ的な発音に変わり、「サンタクロース」というようになったそうです。
だから「なんでプレゼントは靴下に入っているの?」と聞かれたら、こんなふうに簡単に説明します。
「昔、靴下にプレゼントを入れられた人が幸せになったからだよ、だからそれからはみんなが靴下に入れられるようになったんだよ」と言うといいでしょう。
サントクロースはどこにいる?
サントクロースの由来は分かりましたが、子供が気になるのはそこじゃないですよね。
やっぱりどうしても気になるのは「サントクロースは本当にいるのか」、「どこから来るのか」ということです。
ではサンタクロースについて聞かれた場合の簡単な答え方をご紹介します。
まず定番の質問が「サンタさんは本当にいるの?」、「どこに住んでいるの?」ということです。
もし、そう聞かれた場合は「グリーンランドっていう寒いところに住んでいるんだよ」と伝えれば大丈夫です。
これは世界中で公認の常識で、サンタクロースと認定された人がいます。
つまり、嘘ではないので安心して子供に教えてあげてください。
ちなみにサントクロースといえば、トナカイがひくそりに乗ってくるイメージがありますよね。
実はこれにも由来があります。
諸説ありますが、北欧にサーミ人という魔法を使えるとされていた遊牧民がいました。
彼らはトナカイを放牧しており、その様子がサントクロースに似ていたそうです。
そのため、サンタクロースはトナカイのソリで来るというように伝わったそうです。
そして子供が気にしがちなことといえば、「どうして空を飛ぶのか」と言うことです。それについては、「ソリには空飛ぶ魔法の粉がかかっているんだよ」とか「サンタクロースのソリには不思議な力があるみたいだね」と説明するといいでしょう。
別に嘘をついたり、簡単に説明せずに「なんでだろうね」と言って、「どうしてだと思う?」と一緒に考えてみるのもいいでしょう。
クリスマスの由来を子供向けに簡単に説明すると?まとめ
クリスマスはキリストの誕生日と言っても子供はわかりにくいですよね。
そのため、クリスマスについて子供から聞かれた際は、由来をわかるように簡単に説明してあげるといいでしょう。
ちなみに子供の場合はクリスマスというよりもサンタクロースへの関心が強い場合が多いので、一緒に説明してあげると子供もわかりやすいでしょう。
ただ、子供らしい素直な質問が飛び交う可能性があるので、その時はただ、答えるだけでなく、一緒に考えて答えを出すのもいいかもしれませんね。
理由がわかれば、もしかしたら知る前よりワクワクしながら、クリスマスを待ちわびるようになるかもしれません。