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めんつゆの代用に白だしは使える?めんつゆがない時はどうする?

白だし

めんつゆの代用に白だしは使える?めんつゆがない時はどうする?

めんつゆというと、蕎麦やうどんだけにとどまらず、煮物や和物など様々な料理に使える万能調味料ですよね。

でも料理中に「めんつゆがない!」という時もあります。

しかもそれが麺を茹で上げたあととかだと、すごく残念な気持ちになってしまいますよね。

メニューを変えるのは面倒ですし、今から買いに行くのも手間がかかってしまいます。

そんな時は白だしで代用できるのでしょうか?

それとも他の調味料で代用できるのでしょうか?

あい
めんつゆの代用に白だしは使えるのか調べてみました。

めんつゆの主な材料は?白だしと何が違う?

めんつゆ

まず、めんつゆというと万能調味料という感じです。

和食はもちろん、パスタなどの洋食にも使えます。

そんなめんつゆですが、どうやって作られているのでしょう。

今では市販品がたくさんありますが、昔は家庭で作っていたようです。

では、何が使われているのか材料を見てみましょう。

基本的にめんつゆの材料は出汁、醤油、みりん、砂糖を加熱した「かえし」をベースとしており、蕎麦のタレとして作られました。

実は材料さえ揃えば自宅でも簡単に作れるタレで、2人前を作る場合は

・水        ・・・200cc
・和風顆粒だしの素 ・・・小さじ1/2から1
・醤油       ・・・100cc
・みりん      ・・・100cc
・砂糖       ・・・小さじ1/2 

です。

これを全て合わせて一煮立ちさせるだけでいいのです。

こうやって見てみると、意外に作れそうですよね。

でも、いざという時に作るとなると、ちょっと面倒に感じる場合もあります。

しかも、市販のめんつゆは保存が効きますが、自家製のめんつゆは保存ができません。

そのため、最近では家庭で作るよりも市販品を購入する過程が増えているのです。

そして、そんなめんつゆに似た調味料が白だしです。

では、白だしはめんつゆと何が違うのかというと、実は材料はほぼ同じです。

でも、白だしってめんつゆと色の濃さが全く違いますよね。

どうしてかというと、使っている醤油の種類が違うからです。

めんつゆは濃口醤油を使っていますが、白だしは白醤油や薄口醤油を使っています。

だから色合いが違うのです。

また、そのまま味を比べると味も違います。

というのも、めんつゆは濃口醤油を使っているので、どうしても白だしよりは味が濃くなりやすいのです。

さらに砂糖やみりんも白だしよりは多めに使っているため、めんつゆの方が甘味が強くなります。

そして白だしの場合は醤油よりも塩気の味が強く出ます。

そのため、色が薄いのでと大量に入れてしまうと、しょっぱく感じてしまうのです。

でもうまく使えば、素材の味を生かした素朴な味わいの料理ができます。

このようにめんつゆの材料はほぼほぼ白だしと同じです。

ということは、めんつゆがないときは代用品として白だしが使えるということなのでしょうか。

でも白だしの方があっさりした味わいです。

代用として使うには、その点を調整・工夫しなければいけませんよね。

他にもめんつゆの代用として使えるものはあるのでしょうか。

あい
では、めんつゆの主な材料がわかったところで、白だしが代用に使えるのか、他の代用レシピもあるのか、見ていきましょう。

めんつゆの代用に白だしは使える?めんつゆがない時の代用レシピ

白だし

まず、めんつゆの代用に白だしを使う場合、どうすればいいのでしょう。

材料は同じでも醤油の濃さや甘味が違うので、もしめんつゆに近づけた味を楽しむなら、多少、手を加えないといけませんよね。

そこでめんつゆ風にするためのレシピをご紹介します。

・白だし  ・・・20cc
・水    ・・・100cc
・醤油   ・・・大さじ1
・砂糖   ・・・大さじ1/2から1

これらを混ぜて加熱するだけです。

やはり醤油の濃さと甘みを加えた方が、よりめんつゆらしくなるようですね。

でも、これなら、めんつゆがない時に代用としてさっと作れそうですね。

ただ、白だしはメーカーによって味が異なるので、味見しながら自分好みに調整した方がいいでしょう。

逆に言えば、濃い味付けが好きなら醤油を多めにしたり、甘みを足したいなら砂糖を追加するだけでいいということです。

では、自宅にめんつゆも白だしもない時は何を代用して作ったらいいのでしょう。   

実はダシ醤油もめんつゆの代用として使えます。

というのも、めんつゆには出汁と醤油を使っていますが、ダシ醤油はあらかじめ、昆布や鰹節のエキスといったダシ成分が含まれているからです。

出汁醤油を使った代用レシピはこちらです。

・ダシ醤油  ・・・100cc
・水     ・・・200cc
・砂糖    ・・・小さじ1

これらを加熱するだけです。

こちらも出汁醤油によって味が違うので、濃ければ水で薄めたり、甘味が欲しければ砂糖を追加したりと味見をしながらの調整が必要です。

まろやかさが欲しい場合はみりんを加えるのもありです。

自家製ならお酒も入れずに作れますし、小さなお子さんがいても大丈夫ですね。

計量して混ぜて加熱するだけなので、お手伝いしてもらうのもいいでしょう。

さらにダシ醤油の中には、あらかじめ、砂糖やみりんが入っているものもあり、味によってはそのままめんつゆの代用として使える場合もあります。

これがあれば、蕎麦やうどんはもちろん、煮物などにも活躍しそうですね。

あい
このように、めんつゆがなくても白だしやダシ醤油があれば、ちょっと工夫するだけでめんつゆの代用として使えます。
作り方も簡単で、材料を混ぜて加熱するだけなので、基本のレシピを覚えてしまえば、自分好みの味に仕上げることもできます。
ご自宅で作ってみるのもいいのではないでしょうか?

めんつゆの代用に白だしは使える?めんつゆがない時はどうする?まとめ

めんつゆは万能調味料なので、色々な料理に使ううちに、切れてしまい、ついつい買い忘れることもあります。

でも白だしやダシ醤油があれば、自宅で簡単に代用のめんつゆを作れるので、作ってみてはいかがでしょう。

案外、自分が作ったものの味がクセになり、めんつゆ作りにハマってしまうかもしれませんよ。

ただ、自家製のめんつゆは市販品と違って保存ができません。

そのため、2、3日で使い切ることをおすすめします。

  • この記事を書いた人

あい

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