カレーを甘くする方法は?ちょい足しから本格的な具材まで
カレーといえば子供から大人まで大好きなメニューですよね。
そのため、おうちカレーにこだわっているご家庭もあるのではないでしょうか?
でも作っていたら、意外に辛くなりすぎちゃった、子供の分だけ甘くしたいなんて時もありますよね。
子供の分だけルーも甘くして作るという方法もありますが、それだとちょっと面倒です。
一緒に作って途中から子供の分だけ甘くできるとしたらかなり便利ですよね。
スパイシーなカレーをちょっとだけ甘くする方法は?
カレーって元々色々なスパイスが入っているので、独特の香辛料の味があったりしますよね。
大人はそれでも良いかもしれませんが、小さな子供がいるときはちょっと刺激が強いので、子供用の甘めのカレーを用意しなければいけなかったりしますよね。
でも子供分だけを用意するのって案外面倒です。
そこで大人のカレーにちょっとした工夫をして、甘くする方法をご紹介します。
これなら、一種類のカレーを作れば、一手間で2種類の辛さのカレーを用意できるので簡単です。
牛乳
カレーを甘くする方法の定番の食材が牛乳です。
お子さんがいるご家庭なら家にありがちなので、わざわざ買いに行く必要もないですよね。
カレーをお子さんの分だけ小鍋に入れて加えて煮込むだけで、ちょっとマイルドなカレーになります。
牛乳の場合はダマになることもなく、色がちょっと薄くなる程度なので用意するのも簡単で、コクも出るのでお子さんも食べやすい味になります。
ヨーグルト
次にご紹介する食材がヨーグルトです。
ヨーグルトもカレーを簡単に甘くする方法として知られています。
ヨーグルトといえばカレーとの相性がよく、タンドリーチキンを作る際にもカレー粉と合わせたり、インド料理店ではカレー料理と一緒にヨーグルト風味のラッシーを飲んだりしますよね。
つまり、出来合いのカレーとの相性も良いということです。
作り方も簡単で、煮込んだカレーを甘くする分だけ小鍋に入れてヨーグルトを加えて混ぜ込むだけです。
ヨーグルトの風味はなく、まろやかさとコクが出るので、辛いものが苦手なお子さんにもおすすめです。
ジャム
次にご紹介するのがジャムです。
ご家庭にあるジャムならなんでも良いですし、手作りのものでもOKです。
カレールウの中には元々りんごが入っているものも多くありますが、それと同様にジャムをカレーに入れると甘さをプラスできます。
ただ、ジャムの場合は固まっていることもあるので、カレーと混ぜたらよく溶かすようにしてください。
すりおろしりんご
前述したようにカレールウにはりんごが入っていますが、そこにさらにすりおろしりんごを加えると甘さがアップします。
すりおろしりんごは子供の離乳食としても使うので、もし、離乳食用のすりおろしりんごが余っているならお兄ちゃん・お姉ちゃん用のカレーに加えてみてはどうでしょうか。
ちなみに生のりんごがない場合は、100%のリンゴジュースでも代用できます。
砂糖
料理を甘くする方法の定番の食材ですね。
砂糖には甘くするだけでなく、とろみを加える効果もあるので、スープっぽいカレーに加えるとほどよいとろみが出たりして子供も食べやすくなります。
入れる量は味見をしながら子供の好みの量を加えると良いでしょう。
コーンスープの素
そしてカレーを甘くする方法で意外な食材がコーンスープの素です。
インスタントのコーンスープって子供の朝ごはんに使えるので、結構、ご家庭にあったりしますよね。
コーンスープにはコーン本来の甘味があり、カレーに加えるとその甘みをプラスできます。
粉状のままカレールウに入れてよく混ぜるだけと、作り方も簡単です。
どれもご家庭にありそうな食材ばかりなので、あるものでお子さん用の甘いカレーを用意してみてはいかがでしょうか。
本格的に具材からこだわって甘くする方法は?
では、カレー全体を甘くする方法にはどんな食材を加えれば良いのでしょうか。
じゃがいもや玉ねぎといった定番の野菜は煮込むと甘味が出てくるので、それだけでも甘くすることができますが、もっと素朴な甘みをプラスしたい時ってありますよね。
そんな時にカレー全体を甘くする方法にぴったりな食材をご紹介します。
飴色玉ねぎ
まず、カレーを甘くする方法の定番中の食材が飴色玉ねぎです。
ご家庭で作る場合はそこまではしないという方も多いかもしれませんが、元々玉ねぎの甘みは加熱することで溶け出してくるので、よく炒めた飴色玉ねぎになると、しっかりとした自然な甘味が出て、カレーを程よく甘くする方法としてぴったりです。
ただ、飴色玉ねぎにするのはちょっと時間がかかったりしますよね。
そんな時は玉ねぎをみじん切りにしてから電子レンジで加熱すると、炒める時間を短縮できます。
本格的なカレーを楽しみたい時におすすめの方法です。
トマト
さらにフレッシュな甘さをプラスしたい時におすすめの食材がトマトです。
カレーを作っているときに水を加えるときにカットしたトマトを加えると、自然な甘さとジューシーさを加えることができます。
野菜の甘さだけでカレーを甘くするにはぴったりです。
トマトは夏野菜ということもあり、夏野菜カレーに加えると良いかもしれませんね。
すりおろしじゃがいも
そしてさらにカレーを甘くする方法がすりおろしじゃがいもです。
元々、じゃがいもはカレーの定番食材ですが、すりおろすことで辛さが和らいで、自然なとろみが増します。
カレー食材としても違和感がないので、定番カレーが好きという方におすすめです。
カレーを甘くする方法は?ちょい足しから本格的な具材まで まとめ
カレーを甘くする方法は色々あります。
子供用に分けて家庭にある食材をちょっと加えるだけで甘くなる方法から、本格的に調理して甘くする方法まで色々あります。
好みに合わせて自分好み、もしくはお子さんの好みに合う甘いカレーを作ってみてはいかがでしょうか。