冷めてしまった焼き芋を美味しく食べる温め直し方法!
焼き芋といえば子供から大人まで人気のスイーツですよね。
食物繊維も豊富で、程よい甘さなので特に女子にも人気の高いスイーツとして知られています。
しかし、そんな焼き芋も焼き立ては美味しくても、冷めてしまうとホクホク感がなくなったり、上手く温めないとパサついて美味しくなくなったりしますよね。
焼き芋の温め直し方法
まず、焼き芋の温め直し方法は色々あります。
ご家庭の機器で簡単に美味しい焼き芋が温め直しできるように、機器ごとの方法をご紹介します。
①トースター
まず、最初にご紹介する方法がトースターを使った温め直し方法です。
トースト用にご家庭に備えているという家庭も多くあるでしょう。
確かに焼き芋は炭で焼いたり、壺で焼いたりするので、トースターなら焼いた時のようなホクホク感を取り戻せそうなイメージがありますよね。
ただ、そのまま温め直しをしようとすると皮が焦げてしまったり、ホクホクだった身がパサついてしまう可能性があります。
ではどのような温め直しをすればいいのでしょうか。
実はご家庭にあるものを使うだけで簡単に美味しい焼き芋ができます。
まず、濡らしたキッチンペーパーで焼き芋を包みます。
その上からアルミホイルでしっかりと包みます。
こうすることで焼き芋表面がしっとりとし、水分の蒸発を防げるのでパサつきを予防して、内部までしっかりと温めることができます。
温め直しの目安としては200度で6分ほどトースターで焼き、余熱で10分ほどおいておくと、しっとりとした焼き上がりになります。
そして、もし皮をパリッとさせたいなら、キッチンペーパーとアルミホイルをとって1、2分ほど焼くとちょっとだけこんがりとした焼き上がりになります。
②電子レンジ
次に電子レンジを使った温め直し方法をご紹介します。
電子レンジならどのご家庭にもあるので、誰でも簡単に温め直しができます。
電子レンジというと、ラップをかけがちですが、ホクホク感のある焼き芋にするならラップなしで温めるといいでしょう。
逆にラップをかけてしまうと、水分があるため、ベチャッとしてしまう可能性があります。
では、どのように温め直しをすればいいのかというと、大きさにもよりますが、中くらいのサイズなら600Wで2分半ほどレンチンするだけです。
大きい場合は様子を見ながら、加熱時間を数十秒単位で長くするといいでしょう。
それだけでホクホク系の焼き芋を簡単に楽しめます。
ただ、高温で6分以上加熱すると発火の原因にもなるので、なるべく加熱中は様子を見ながら温めるようにしてください。
③オーブン
次にオーブンを使った焼き芋の温め直し方法をご紹介します。
焼き芋には色々なタイプがありますが、しっとりしたタイプやねっとり感のあるタイプにはオーブンがおすすめです。
オーブンというと、ついつい予熱するのかなと思いがちですが、焼き芋の温め直しは予熱せずにそのまま加熱します。
その方が低温からじっくり温められるので、しっとり感のある焼き芋を堪能できるのです。
方法は簡単で、予熱なしの180度で10分間焼き、焼き上がりは庫内でそのまま10分そっとしておきます。
そうすることで予熱で内部にしっかりと火が通り、ねっとりとした食感を楽しめるのです。
④魚焼きグリル
そして魚焼きグリルも温め直しに使えます。
実は魚焼きグリルは全方向から温められるので、トースターよりも焼き芋の温め直しに向いています。
方法はトースターでの温め直し方法と同様で、濡らしたキッチンペーパーで包んでからアルミホイルでしっかりと包みます。
それから中火で6分ほど焼いて、その後、庫内に10分おいておきます。
そうするとしっとりホクホクの焼き芋ができます。
また、皮をパリッとさせたいなら、キッチンペーパーとアルミホイルをとって、1、2分焼くだけです。
冷凍保存した焼き芋の温め直し方法
では、食べきれなかった焼き芋はどうすればいいのでしょう?
そんな時、冷凍すればいいような気もしますが、冷凍した焼き芋はどういう風に温め直しをすればいいのでしょうか?
そんな冷凍焼き芋の温め直し方法をご紹介します。
冷凍焼き芋のメリット
まず、冷凍焼き芋には通常の焼き芋とは違うメリットがあります。
それがレジスタントスターチです。
レジスタントスターチとは食物繊維のような働きをするもので、焼き芋のデンプンが冷えたことで、レジスタントスターチに変わります。
腸内環境を整える効果があるので、便秘改善にも効果的です。
そんなレジスタントスターチですが、実は温め直しをすると元のでんぷんに戻ってしまいます。
そのため、もし腸内環境を整えたいなら、温めずにそのまま食べるといいでしょう。
冷凍焼き芋は凍っていてもアイスのように食べられるので、アイスが好きな方にもおすすめです。
冷凍焼き芋の温め直し方法
では、もし冷凍焼き芋を通常の状態に戻して食べたい場合は、常温に出して30分ほどおいておくと、滑らかな食感を楽しめます。
温め直して食べたい場合は、600Wの電子レンジで4分ほど加熱するだけで食べられます。
冷凍焼き芋のアレンジ方法
そして冷凍焼き芋には簡単なアレンジ方法もあります。
それがスイートポテトです。
焼き芋好きの方は大抵好きなスイーツですよね。
通常、さつまいもからスイートポテトを作る場合は滑らかな口溶けにするために裏ごしする必要があるのですが、冷凍焼き芋からスイートポテトを作る場合は裏ごしのひと手間を省けます。
作り方も簡単で、温めた冷凍焼き芋をほぐして砂糖、牛乳、マーガリンを加えて火にかけ、なめらかになったところで溶き卵を加えて生地を作り、あとは180度のオーブンで15分程度焼くだけです。
他にもバターを溶かしたフライパンで焼けば、簡単サツマイモのバター焼きができます。
冷凍焼き芋は色々なレシピに使えるので、食べきれない場合は冷凍しておくといいでしょう。
冷めてしまった焼き芋を美味しく食べる温め直し方法!まとめ
冷めてしまった焼き芋を温め直す方法は、電子機器に応じて色々な方法があります。
食べきれない分は冷凍もでき、色々な料理にも使えるので、美味しい焼き芋を思う存分堪能してみてはいかがでしょうか?