お盆の実家への手土産は何がいい?お供物とは別?
お盆といえばご自身やパートナーの実家にお墓参りを兼ねてご挨拶に行くことがありますよね。
そんな時、さすがに久々に訪れるとなると手ぶらではいけません。
何か手土産を持参するのが、普通ですが、どんなものが喜ばれるのでしょうか?
また、一般的にはどんなものを持って行くといいのでしょうか?
お盆の実家への手土産は2種類必要
まずお盆の実家への手土産というと、ご実家の方々に食べてもらう、もしくは喜んでもらうものをイメージします。
確かにそのような実家の方達用の手土産も必要ですが、実はもうひとつ必要なものがあります。
それは実家の仏壇にお供えするための手土産です。
まず、お盆に実家の帰省の目的は孫の顔を見せてあげたい、久々に両親の顔を見たい、両親に元気な姿を見せたいなど色々あるでしょうが、その一つに墓参りがありますよね。
お盆といえばご先祖様が帰ってくる時期でもあり、実家に帰った際に仏壇にご挨拶をしたり、お墓参りに行ったりすることもあると思います。
そんな時、お仏壇用の御供物も手土産として持っていくと、義両親からするとできる嫁、もしくはできる夫といった感じになります。
もちろん、お盆に帰ってきたご先祖様も喜んでくれるはずです。
中にはお供物を手土産として持っていくご家庭もありますが、できれば2つに分けた方が丁寧で、気が利いている印象がします。
お盆の実家へのおすすめの手土産
では、まずはお盆のご実家への手土産で、ご実家用におすすめの品をご紹介します。
まず、重要なのはご実家の方々が喜ぶようなものを選ぶことです。
例えば、ご実家が遠方の場合は地元の特産物や実家の方ではなかなか手に入らないものなどは喜ばれます。
また、ご実家の人数や好みに合わせた手土産を選ぶことも重要です。
例えば、ご両親のみでお酒が好きな方々ならお酒やおつまみになるようなものが喜ばれますし、お孫さんやお子さんが多いご実家にいく場合はみんなで食べやすいお菓子やジュースを選ぶと喜ばれます。
また、お盆にご実家への手土産を用意する際の予算ですが、2000円から5000円以内が相場です。
お盆にご実家に帰る場合、他のご親戚も集まることもあります。
そんな時にあまりに安い手土産を用意すると見劣りしてしまいますし、逆に高すぎるものを用意すると、かえって気をつかわせてしまうことになります。
そのため、お盆に持っていく手土産を用意する際には先方が喜ぶもので、あまり安すぎず高すぎないものを選ぶようにするといいでしょう。
では、実家への手土産で具体的にどのようなものが選ばれやすいのかご紹介します。
クッキーやマカロンなどの焼き菓子
まず1つ目はクッキーやマカロンなどの焼き菓子です。
小さな子供から大人まで食べやすいお菓子として人気です。
特に手土産に持って行くなら、色々なフレーバーや種類が入った詰め合わせがおすすめです。
一つずつが小さくて食べやすい上、日持ちもするので、急いで食べる必要もなく、喜ばれます。
どら焼き
2つ目におすすめなのがどら焼きです。
しっとりとした食感が子供から年配の方まで食べやすいのでおすすめです。
しかもどら焼きの場合は個数を選べることもあり、ご実家の方々の人数に合わせて購入できるので便利です。
お饅頭
そして3つ目におすすめなのがお饅頭です。
お饅頭はその地域によって色々なフレーバーがあったりするので、ご実家ではなかなか見かけないものを購入していくのもありです。
お盆の実家へのおすすめの手土産 お供物用
次にお盆の実家へのお供物用としてのおすすめの手土産について、ご紹介します。
まず、お供物ですから線香を考える方もいるでしょう。
もちろん、お線香でもいいのですが、お盆という時期柄を考えると既にたくさん用意してある可能性があります。
そうなるとお線香より食べ物を手土産とする場合が多くあります。
ただ、お供物の場合、まずはご先祖様に供えるために仏壇に備えたりするため、お肉やお魚などは殺生をイメージするためダメです。
基本、食べ物のお供物は精進料理なので、お肉や魚は避けるようにしてください。
また、手土産といってもお盆のお供物なので、のしもつけた方がいいでしょう。
のしの表書きには「御供」と黒墨で書き、水引は関東では白黒、関西では黒黄のものを選びます。
そしてお店の人にのしの付け方について「外熨斗」にするか「内熨斗」にするか聞かれたら、外熨斗にしてもらうようにしてください。
では、お盆のご実家へのお供物としての手土産ですが、相場はいくらぐらいのものを用意したらいいのでしょう。
故人にとって初盆の場合は盛大に行うため、3000円から5000円とちょっと高めのものを用意するといいでしょう。
通常のお盆の場合は2000円から3000円程度が相場です。
では、具体的にお盆のお供物としてのご実家の手土産はどんなものがいいのでしょう。
ゼリー
1つ目のおすすめはゼリーです。
日持ちしやすく、お供物として喜ばれます。
また、お供物はお盆期間が過ぎるとご実家の方々で食べるのですが、ゼリーなら冷やして暑い夏場でも美味しくいただけます。
果物
2つ目におすすめなのが旬の果物です。
スイカやメロンなどの果物や詰め合わせは、お盆期間が終わっても家族で美味しくいただけるので喜ばれます。
そうめん
3つ目のおすすめの手土産がそうめんです。
夏らしい一品ですが、それだけでなく、そうめんには厄除けの効果があったり、かえってきたご先祖様の担ぎ紐や手綱になると言われており、古くからお盆の有名なお供物とされてきました。
また、乾麺なら日持ちもするので、お盆期間が終わっても保存がきくので喜ばれます。
お盆の実家への手土産は何がいい?お供物とは別?まとめ
お盆の実家への手土産はご実家用とお供物用の2種類があるんですね。
手土産というとついついご実家の皆さんでいただいてもらうものをイメージしますが、せっかくのお盆ですからご先祖様へも手土産を持参しましょう。