入学祝いはいつ渡す?ベストなタイミングやマナーは?
もうすぐ春、卒業・入学のシーズンになってきました。
可愛いお孫さんや姪っ子・甥っ子といった親族が入学するとなると、用意するのが入学祝いです。
しかし、入学祝いと言っても時期的には卒園や卒業とかぶってしまい、いつ渡せばいいかわからないという方もいるでしょう。
入学祝いはいつ渡す?
まず入学祝いをいつ渡すかについてご紹介する上で、入学祝いについて一般的なことからご紹介します。
入学祝いを渡す相手は?
まず、そもそも入学祝いを渡す相手となるのはどこまででしょう?
知人や友人の子で、家族ぐるみで仲がいい場合もあります。
そのため、そんな友人の子も渡すのか疑問に思う方もいますが、一般的に渡すのは親族の子供です。
主にお孫さん、姪っ子、甥っ子など親しい身内に渡すものです。
ただ、家族ぐるみで仲がいいとやっぱり何かお祝いしてあげたくなる気持ちはありますよね。
そんな時は入学祝いとして文具類などをプレゼントすることをおすすめします。
入学祝いの相場は?
では、入学祝いを渡すとしたらいくらぐらいを包めばいいのでしょう?
一般的な相場は3000円から30000円と言われており、親しかったり、年齢が上がれば上がるほど相場が高くなります。
まあ、年齢が上がれば必要になるものも増えますし、大学生ともなると一人暮らしをスタートするかもしれませんからね。
そうなると金額が次第に高くなってしまうのも仕方ありませんね。
入学祝いをいつ渡すか?
そして実際に渡すとなるといつ渡すのがベストなのでしょうか?
小学校や中学・高校、大学に入学するとなると、3月には卒園・卒業することになるわけです。
あまりに早く渡すとなると卒業祝いになってしまうのではと考える人もいます。
そのため、入学直前がいいのではと考える方もいますが、実際、入学する前には色々なものを購入したり用意します。
入学祝いをいつ渡すのがいいのかというと、そんな入学準備を始め出す頃です。
入学準備を始め出すのは入学が正式に決まる3月初旬です。
ランドセルなど予約が必要なものが前年の春から早めに準備を始めるものもありますが、それ以外は3月ごろから準備を始めるので、そんな準備に間に合うように3月初旬から3月中旬までに渡すようにするといいでしょう。
卒業と時期がかぶってしまう場合は、入学祝いを優先して大丈夫です。
ただ、3月というと受験シーズンでもあり、希望校に合格したか微妙な時期だったりします。
そのため、できれば合格したことを前提におめでとうを言いたいので、あらかじめ、受験がいつ頃なのか、結果がどれくらいで出るのかなどを聞いておくといいでしょう。
間違っても、受験シーズンで忙しい時や合否が出る前に渡さないようにしてください。
入学するだろうとは分かっていても、相手は気持ち的に落ち着いていない時なので、なるべく受験が終わってホッと落ち着いている時に渡すようにしてください。
ただ、受験をした場合、結果がわかってからの方がいいので、その点はあらかじめ聞いてから、いつ渡すのか決めた方がいいでしょう。
入学祝いはいつ渡す?いつまでならOK?
しかし、入学祝いをいつ渡すか考えていても、春先は忙しくバタバタしてしまいがちです。
そのため、タイミングを逃してついつい3月を過ぎてしまったという場合もあるでしょう。
では、入学祝いを渡すタイミングを逃した場合、いつ渡すのがいいのでしょう。
一般的にはゴールデンウィークまでなら入学祝いとして渡しても大丈夫なようです。
確かに春先は年度末で仕事が忙しかったり、自分の子供の進学や進級もあり、3月上旬はなかなか親戚の家を訪れにくいものです。
相手側もタイミングがちょっとでもずれると、進学準備に追われたり、子供の引っ越しなどで忙しく、お互いのタイミングが合わない場合があります。
それでも、ゴールデンウィークになるまでには進学や引っ越しも終わり、落ち着いてくると同時に連休に入るため、挨拶にもいきやすくなります。
そのため、入学祝いを渡すタイミングがずれた場合、いつ渡すのがいいかというと、ゴールデンウィーク頃までなら大丈夫です。
特に大学生や専門学校生の場合は入学して、少し落ち着いて、また買い足すものが増えてくる時期でもあります。
入学後にいつ渡すか考えているなら、ゴールデンウィークごろがベストです。
学校にも慣れてくる時期なので、学校のことなども合わせて聞いてみると良いでしょう。
入学祝いの渡し方は?マナーは?
では入学祝いをいつ渡すかのタイミングがわかったところで、タイミング以外のマナーについてもご紹介します。
入学祝いをいつ渡すのかもマナーの一つですが、渡す際にもしっかりとしたマナーがあります。
まず、お祝いなので「のし」をつけるのがマナーです。
そして入学祝いは慶事なので水引の数は5本や7本の奇数を、結び方は「何度繰り返しても良いこと」を意味する蝶結びを選ぶと良いでしょう。
そして、もしいつ渡すかバタバタしていて遅れてしまった場合は、お詫びの言葉を一言添えると良いです。
郵送などの場合はメッセージカードを添えるのも良いでしょう。
プレゼントは何がいい?
では、入学祝いに何かプレゼントを渡すならどのようなものが喜ばれるのでしょう。
高校や大学ともなると、勉強時間も増えるので、ボールペンや万年筆など、使いやすく、ちょっと高級な文具類などがおすすめです。
そして小学校、中学校などだと今まで使っていなかった財布や時計をプレゼントするのがおすすめです。
しかし、いつ渡すかによってはタイミングを逃すと親御さんが購入していたり、すでに持っている場合があるので注意が必要です。
そして年齢を問わずに無難なお祝い品が食べ物です。
お祝い用の紅白の蒲鉾や、ケーキなどを贈るのも喜ばれます。
入学祝いはいつ渡す?まとめ
上記のように入学祝いをいつ渡すか、ベストなタイミングは入学がしっかりと定まる3月初旬から中旬がいいようです。
タイミングがずれてしまってもゴールデンウィークまでに渡せば大丈夫です。
ちょっとぐらい遅れたとしても慶事ということに変わりはないので、可愛い親戚の子供の成長を祝ってあげてください。