入学式・卒業式

卒業の際にはどんなメッセージを贈ればいい?

卒業メッセージ

卒業の際にはどんなメッセージを贈ればいい?

もうすぐ春、この3月に小学校や中学・高校、大学を卒業する生徒やお子さんがいます。

卒業式の際には先生が生徒達にメッセージを贈りますが、羽ばたいていく彼らにはどのようなメッセージを贈ればいいのでしょうか。

あい
卒業の際に先生から生徒たちへ、親から子供へ、離れ離れになる友人に向けてどのようなメッセージがいいのか、例文と共にご紹介します。

卒業の際のメッセージとは?

卒業メッセージ

卒業式は今まで学んでいた場所を巣立っていく別れの式です。

成長という人生の階段で誰しもが通る道です。

成長を祝うおめでたい式ではありますが、今までずっといた場所を離れ、親しい先生や友人と別れる場でもあり、寂しい、まだ卒業したくないという子も中にはいます。

卒業のメッセージとは、そんな子供を励ましたり、応援するための言葉です。

小学校を卒業していく子たちは中学校で新しい出会いがあるでしょう。

中学校を卒業していく子たちは活動の範囲が広がり、新しい世界に目を向ける子もいるでしょう。

そして高校卒業ともなれば親元を離れて一人暮らしをスタートさせる子もいます。

そして今まで親友だった子とも離れてしまう場合もあります。

新生活に期待はしつつも、まだまだ不安もある時期です。

そんな時に励ましのメッセージをかければ、少しでもその不安を和らげることができます。

また、同時にお祝いのメッセージとして、しっかりと届けられます。

そうは分かっていても、具体的にどのようなメッセージを贈ればいいかわからないという先生や親御さんもいるでしょう。

あい
そこで、卒業での色々なシーン別でのメッセージ例文をご紹介します。

メッセージ例文 先生から生徒へ

メッセージ例文

まずは先生から卒業していく生徒たちに贈るメッセージを例文でご紹介します。

小学校、中学校、高校、大学とシーン別のメッセージをご紹介します。

小学校卒業の場合

「卒業おめでとう。
この6年間は皆んなにとってどんな6年間でしたか?
一年生として入学してきた時には、早くかっこいいお兄さん・お姉さんになりたいと思っていた君たちも、もう立派なお兄さん・お姉さんですね。
この6年間の間に、悔しかったり、嬉しかったり、色々なことを経験し、その度に色々な表情を見せてくれましたね。
そんな皆さんももう中学生になります。
これからも新しいことにどんどんチャレンジして、素敵なお兄さん・お姉さんになっていってくださいね。」

中学校卒業の場合

「卒業おめでとうございます。
3年前、まだあどけなかった表情だったみんなもすっかり凛々しい顔つきになりましたね。
この3年間、部活動で頑張って大会に出場した人や、作品展やコンクールに応募した人、みんなのために委員会を頑張った人など、みんなそれぞれ何かに打ち込んできたでしょう。
その時に経験した悔しさや嬉しさ、達成感が今の君たちの成長となっています。
高校に進学すると、今まで以上に新しい出会いや経験があるはずです。
そんな経験を積んで、素敵な高校生になってくださいね。」

高校卒業の場合

「卒業おめでとうございます。
この1年間は全員がそれぞれの進路に悩み、その度に真剣に考え、努力した結果、今があります。
長かった受験勉強も終わり、いよいよ大学生や社会人として新生活を始めていくことになりますね。
この瞬間を待っていた人も多くいるのではないでしょうか。
今まで以上に行動範囲も広がり、好きなことや関心を持つことも増えていくでしょう。
皆さんが今まで以上に、色々な体験をし、素敵な人生を歩んでいくことを祈っています。」

大学卒業の場合

「卒業おめでとうございます。
充実した4年間を過ごせましたか。
専攻した学問を活かした職に就く方や、そうでない方もいるでしょう。
しかし、この4年間で学んだことは決して無駄にはならないはずです。
学問というのは教養であり、それがこれからの皆さんの糧となっていくのですから。
どんな進路を選択しても、この後は皆さん次第でいくらでも変えていけます。
社会に出ると理不尽なこともあるかもしれませんが、そんな中でも自分らしさを大切にして、素晴らしい人生を送っていくことを祈っています。」

このように、先生から生徒たちへのメッセージは、新しい生活や人生にむけての励ましとなるメッセージを贈るといいでしょう。

本当は一人一人にかけたい言葉もあるでしょうが、伝えきれないかもしれないので、その場合はメッセージカードなどを卒業証書に付け加えるのもいいでしょう。

あい
卒業のメッセージを生徒全員に贈るなら、なるべく簡潔なメッセージにした方がいいです。
もしかしたら、感極まってしまい、泣いて読めない場合もあるので。

メッセージ例文 親から子、友人へ

メッセージ例文

卒業のメッセージを贈るのは大抵は先生から生徒ですが、中には親から子に、友人に贈る場合もあります。

そんな時のメッセージ例文をご紹介します。

小学校卒業の場合

「〇〇へ 
卒業おめでとう。
春からは中学生、いよいよ部活も始まるね。
今まで以上に、楽しい学校生活を送ってね」

中学校卒業の場合

「〇〇へ
卒業おめでとう。
そして希望校への合格おめでとう。
受験勉強を頑張った甲斐がありましたね。
これからますます勉強も忙しくなるかもしれないけど、夢に向かって頑張ってね。」

高校卒業の場合

「〇〇へ
卒業おめでとう。
春からはいよいよ一人暮らしが始まりますね。
体調に気をつけて頑張ってくださいね。」

大学卒業の場合

「〇〇へ
卒業おめでとう。
いよいよ社会人になりますね。
今まで以上に自分のすることに責任を持って取り組んでくださいね。
体調に気をつけて、あまり無理はしないでね。」

このように、親から子への場合は子供の性格や今までの頑張りも分かっているので、そんな様子がわかるようなメッセージがいいのではないでしょうか。

長々と書きたいことがたくさんありますが、メッセージにするなら簡潔に言いたいことだけをまとめたほうが読みやすいです。

友達への卒業メッセージ

高校や大学では卒業と同時に友達と別れる場合もあります。

そんな友達へはどのようなメッセージを贈ればいいのでしょうか。

「〇〇へ
いよいよ卒業だね。
今までみたいに一緒にいられなくなるけど、たまには会って一緒に遊ぼうね。
〇〇はこれから一人暮らしが始まるけど、体には気をつけてね。
お互い、夢に向かって頑張ろう。」

「〇〇へ
これから〇〇と会えなくなると思うと寂しいです。
でも〇〇は先生になるために頑張るんだもんね。
私も美容師目指して頑張るから、たまにはお互いの近況を報告しようね」

上記のように友達へのメッセージとしては、お互いのこれからのことを書くことで寂しい気持ちから、頑張ろうという気持ちになるのではないでしょうか。

あい
このように卒業メッセージは贈る相手によって書くことは違いますが、相手に「これから頑張ってね、応援しているよ」という内容が届くようにするといいでしょう。

卒業の際にはどんなメッセージを贈ればいい?まとめ

卒業メッセージはこれから新しい生活を始めようとする生徒、子、友人へのメッセージなので、相手が読んで「よし、頑張ろう」と思えるような文面にするといいでしょう。

そして、あくまでメッセージなので長文にせずに、率直に簡潔にまとめた方が相手も読みやすく、心に伝わります。




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あい

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