生クリームは何歳から食べていい?1歳のバースデーケーキは?
ケーキというと生クリームはつきものですよね。
では、赤ちゃんは何歳から生クリームを食べていいのでしょう?
赤ちゃんの初のバースデーに記念になるケーキを用意したいですが、普通のケーキを用意してもいいのでしょうか?
赤ちゃんって生クリーム食べていいの?
まず、赤ちゃんは何歳から生クリームを食べていいのでしょうか?
生クリームといえばふわふわして歯がなくても食べられるので、赤ちゃんでも食べられそうな気がしてしまいますよね。
でも実は生クリームは赤ちゃんにすぐにあげていいものではありません。
特に赤ちゃんの場合、歯が生えてきたからといってすぐに食べ物が食べられるわけではありません。
離乳食と言って、少しずつ色々な食べ物に慣らしていく期間が必要です。
この「慣らす」というのは硬いものを食べられるように慣らしていくわけではありません。
もちろん、離乳食の硬さも最初は噛まなくてもいいものから、最終的にはしっかりと噛まないといけないようなものにしていく必要はありますが、離乳食というのはそれだけではないのです。
ひとまずは母乳やミルク以外の食べ物を食べる練習から始まり、少しずつ味や食感に慣れていきます。
さらには口に入れるだけではなく、消化器官も色々な食べ物に慣らしていく必要があるのです。
というのも、元々母乳やミルクは消化しやすく、赤ちゃんの胃腸に負担がかかりにくくなっています。
しかし、普通の食べ物は消化に時間がかかるものが多く、赤ちゃんに普通にあげてしまうと胃腸に刺激を与えてしまう場合があります。
そのため、赤ちゃんが食べ物を食べるためには離乳食で少しずつ慣らしていく必要があるのです。
また、離乳食は赤ちゃんのアレルギーを知るためにも必要なものです。
離乳食をあげる場合、初めての食材はまずは一口から始めます。
というのも、生まれたばかりの赤ちゃんにとっては何がアレルギーになるかわからないからです。
そして同じ食材を何回か離乳食で続けてOKであれば次の食材を試すというように、離乳食にはアレルギーを突き止める役割もあります。
このように赤ちゃんにとって食べるということはかなり重要なことです。
だからこそいきなり生クリームを食べさせるわけにはいかないのです。
では、生クリームは何歳から食べていいのでしょう?
気になるのがやっぱりケーキですよね。
ハーフバースデーや1歳の誕生日は一生に一度のことで、せっかくのお祝いの席ですから可愛いバースデーケーキを用意したい気になりますよね。
でも赤ちゃんが何歳から生クリームが食べられるのかわからないと用意していいかどうかも分かりません。
では離乳食は何歳から何歳まで続くのでしょう?
生クリームは何歳から?
生クリームは何歳から食べられるのかというと、およそ1歳から食べられるということにはなっていますが、赤ちゃん全員が食べられるというわけではありません。
というのも離乳食の進み具合は個人差があるからです。
離乳食を進めるにあたって、ある程度、何ヶ月の時にはこの食材をこれくらい食べるという目安はありますが、重要なのは子供の成長に応じた進め方をすることです。
中には食べるのが大好きで順調に離乳食がステップアップする子もいれば、食べるのが苦手でなかなか進まない子もいます。
こればっかりは個人差やその子の性格もあるので、無理にステップアップさせることはありませんし、まずは食べる楽しさを覚えてもらうことが必要です。
だから生クリームは何歳からOKかというと、離乳食が順調な子であれば1歳から少しずつあげてもいいですし、あまり離乳食が進んでいないなら進み具合によっては2歳ごろからあげるようにしたほうが安心です。
あまり何歳からというのにこだわらない方がいいでしょう。
では、なぜ生クリームを急いであげない方がいいのかというと、生クリームは脂肪分だからです。
いわゆる油ということです。
そして子育てをしている人だとわかると思いますが、離乳食の初期は油分は全くあげません。
消化器官に負担がかかるからです。
油を使った食べ物を離乳食であげるのはほぼ離乳後期です。
そのため、離乳食が慣れていない赤ちゃんに生クリームをあげてはいけないのです。
そして離乳食が進んだからといって一度にたくさんの生クリームをあげるのはやめましょう。
離乳食期は全ての食材は初めての場合は少しずつから始めます。
さらに生クリームにはかなりの砂糖が使われています。
離乳食期は味覚が敏感なので甘すぎるものを一度にたくさんあげるのも良くないとされています。
そのため、もしケーキなどをあげるのであれば少しだけにしてください。
そして、もし、お子さんの離乳食の進み具合が心配なら、何歳から生クリームをあげていいかということより、お子さんが食べやすいものでケーキを作ってあげたりした方がいいかもしれません。
1歳のバースデーケーキはどうする?
では何歳から生クリームがOKかというのは個人差があるので明確に決まっているわけではありませんが、早ければ1歳からということになります。
でも離乳食がなかなか進まない子は多くいます。
そんな時、バースデーケーキはどうすればいいのでしょう?
初めての誕生日なので、やっぱりケーキは用意したいなと思いますよね。
普通のケーキを用意して大人だけ食べるというのもありますが、それではせっかく離乳食が進んできている赤ちゃんにとってかわいそうな気もしますよね。
でも大丈夫です。
赤ちゃんが食べられるケーキもあります。
それは生クリームの代用品を使ったケーキです。
例えば自家製ケーキを作るなら生クリームではなく、水切りをしたヨーグルトクリームを使ったケーキができますし、生乳ではなく豆乳を使ったクリームならヘルシーで赤ちゃんが食べられる場合もあります。
また、手作りクリームは難しいという場合は簡単なケーキの手作りキッドもあります。
クリームの脂肪分が50%カットだったり、甘さ控えめなので、ケーキに慣れていない赤ちゃんでも食べやすいケーキになっています。
そしてパクパク食べるからと言ってあげすぎは良くないので気をつけてあげてください。
生クリームは何歳から食べていい?1歳のバースデーケーキは?まとめ
生クリームは何歳から食べていいのかというと、離乳食のステップアップが順調に行っている子なら1歳頃から食べてもいいです。
ただ、生クリームは脂肪分や砂糖が多いのであまりあげすぎないようにしてあげてください。
そして、もし1歳の時に生クリームが食べられそうにない子でも、代用品でケーキは作れるので、可愛いケーキで1歳のバースデーを祝ってあげてください。