クロネコヤマトと佐川急便を比較してみた!どっちが便利?
国内の宅配業者といえば、クロネコヤマトと佐川急便が大手2社として有名ですよね。
どちらも国内外への宅配をおこなっているようですが、利用する際はどちらの方が便利なのでしょう?
クロネコヤマトと佐川急便の会社を比較してみた!
まず、クロネコヤマトと佐川急便の会社について比較してみました。
どちらも全国展開しているイメージがありますが、支店などはどちらが多いのか比較してみましょう。
まず、クロネコヤマトの支店などをみてみましょう。
すると
・地域統括・本社・・・12
・主管支店 ・・・89
・クロノゲートベース・ゲートウェイベース・・・4
・センター ・・・6468
・ソリューション支店・・・426
・その他 ・・・27
このように各地に色々な支店があり、その合計は7026店舗もありました。
一方、佐川急便の営業所は2022年6月時点で429店舗でした。
支店数を比較する限りでは、クロネコヤマトの方が多いようですね。
そして社員数も比較してみましょう。
クロネコヤマトの従業員数は2022年3月時点で182572人、佐川急便の従業員数は2022年3月時点で56206人でした。
このようにクロネコヤマトと佐川急便を比較すると、クロネコヤマトの方が支店数・社員数において規模が大きいような感じがしますね。
これにはそれぞれの荷物の特徴が影響しているのかもしれません。
クロネコヤマトの荷物って一つ一つは小さいようなイメージがあります。
そのせいか、配達方法も様々で、トラックで配送するものからミニバンで配送するもの、中には自転車で配送する場合もありますよね。
このように配達手段が分かれているから、必然的に人数も必要となり、クロネコヤマトの社員数も多いのではないでしょうか。
みている限りでは、佐川急便の方がトラックも大きいようなので、1人で回るエリアが大きく、少人数で幅広いエリアをカバーしていそうな感じがします。
さらに佐川急便の方がラージサイズの宅配便も扱っているので、荷物が一つ一つ大きいようなイメージがあります。
つまり、細々とした宅配をするのがクロネコヤマトで、大物の配送が佐川急便というようなイメージがありますね。
そのせいかどうかは定かではありませんが、佐川急便は「佐川男子」という写真を出版しており、屈強な男子が働いている感じがしますね。
クロネコヤマトと佐川急便の料金を比較してみた!
では、今度はクロネコヤマトと佐川急便の宅配料金を比較してみましょう。
荷物の宅配料はサイズや送付先によって異なります。
そのため、クロネコヤマトと佐川急便、それぞれの関東圏から関東圏に送る際の料金を比較してみましょう。
サイズの表記についてはそれぞれ荷物の縦と横、高さの合計を見ています。
例えば60サイズというのは縦と横、高さの合計が60cm以下ということです。
クロネコヤマトと佐川急便、それぞれ60、80、100、140、160、180、200サイズの料金を比較してみましょう。
ではクロネコヤマトの料金を見てみると、60サイズから順に現金払いの場合、930円、1150円、1390円、1850円、2070円、2400円、2840円です。
ちなみに60サイズは2kgまで、80サイズは5kgまで、100サイズは10kgまで、120サイズは15kgまで、140サイズは20kgまで、160サイズは25kgまで、180サイズは30kgまで、200サイズは30kgまでと上限が決まっています。
次に佐川急便の料金を見てみると60サイズから順に、770円、1045円、1386円、1848円、2068円、2695円、3245円です。
ちなみに佐川急便の場合も重量制限があり、60サイズは2kgまで、80サイズは5kgまで、100サイズは10kg、140サイズは20kgとなっており、ここまではクロネコヤマトと同様です。
さらに160サイズは30kgまで、180サイズは50kgまでと上限が決まっており、やはり、佐川急便の方が重たい荷物を運ぶのに特化しているようですね。
では、クロネコヤマトと佐川急便の料金を比較してみると、140サイズまでは若干、佐川急便の方が安いようですね。
でも160サイズからは重量の上限も増すせいか、佐川急便の方が料金が高くなります。
その分、最大50kgまでの荷物を運べるので、重たいものを運ぶ際には佐川急便の方が料金はかかりますが、便利かもしれませんね。
クロネコヤマトと佐川急便のサービスを比較してみた!
では、クロネコヤマトと佐川急便のサービスについて比較してみましょう。
まずは支払い方法を比較してみましょう。
支払い方法について
クロネコヤマトの場合は支払い方法が充実していて、現金はもちろん、クロネコメンバーズの電子マネーやnanaco、楽天Edy、WAON、Suica、PASMO、PayPayなどが利用できます。
つまり、普段から現金を持ち歩かない人でも安心して利用しやすいということですね。
一方、佐川急便の場合は現金払いのほか、クレジットカードやデビットカードが使えます。
電子マネーが使えないのはちょっと不便かもしれませんね。
集荷・持ち込みについて
今度は集荷や持ち込みについて比較してみましょう。
まず、クロネコヤマトの場合は集荷依頼をする他にも、直営店に持ち込んだり、直営店の営業時間が終わっていたりすると、セブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニにも持ち込みができます。
つまり、仕事帰りなどでも気軽に荷物が出せるということですよね。
一方、佐川急便の場合はWebで集荷依頼をすると、もしくは直営店やセンターに持ち込むしかありません。
直営店などが近くにないと、ちょっと不便ですよね。
ただ、佐川急便の場合はコンビニ受け取りサービスといって、提携しているコンビニで荷物を受け取れるサービスもあるので、女性の一人暮らしでも安心な面もあります。
匿名配送について
次に匿名配送ができるか、比較してみましょう。
最近はネット上だけのやり取りも増えているので、住所や本名を知られずに荷物を送りたい時ってありますよね。
でも普通、荷物を送る時ってこちらの住所はもちろん、先方の住所も書かないといけないですよね。
ということは、相手にこちらの住所や本名がバレてしまいそうな気がします。
でも実はクロネコヤマトには匿名配送サービスがあります。
クロネコメンバーズに登録しないと利用できませんが、「宅急便をスマホで送る」というサービスがあり、先方にこちらの住所や本名をバレずに送ることが可能です。
どうするのかというと、ラインで先方に住所入力のリクエストをして、入力してもらうだけです。
一方、佐川急便には匿名配送のサービスはありません。
そのため、ネット上でのやり取りが多いなら、クロネコヤマトの方が便利かもしれませんね。
クロネコヤマトと佐川急便を比較してみた!どっちが便利?まとめ
クロネコヤマトと佐川急便を比較してみると、どちらも大手ながら、料金やサービスに違いがあるようです。
そのため、必要に応じたサービスや料金を比較して、使いやすい業者を使ってみてはどうでしょう。