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ブラックキャップが逆効果って本当?置き方を考えれば大丈夫?

害虫駆除

ブラックキャップが逆効果って本当?置き方を考えれば大丈夫?

自宅にいると夜中にカサカサ音を立てるゴキブリに悩んでいるという人もいるでしょう。

そんなゴキブリ駆除に効果が高いと言われているのがブラックキャップです。

でもブラックキャップには「逆効果なのでは?」という口コミもあるようです。

あい
そこで本当にブラックキャップは逆効果なのか、調べてみました。

ブラックキャップとは?

ブラックキャップ

まずブラックキャップとは何なのかご紹介します。

ブラックキャップとはアース製薬の害虫駆除剤の一つです。

黒いドーム型の置き型駆除剤で、中には黄色の半生エサが入っています。

餌にはフィプロニルという薬剤が含まれており、これは神経系の駆除成分で、ゴキブリがこれを食べると数時間から1日程度で最後を迎えます。

いわゆる即効系の害虫駆除剤ということですね。

これだけ聞くと逆効果どころか、ブラックキャップってゴキブリ駆除にかなり効果的な感じがしますよね。

しかもブラックキャップには通常の置き型の他にも屋外用などもあり、色々な使い方ができるようです。

そんなブラックキャップですが、逆効果なのではという口コミがあります。

逆効果ということはゴキブリを駆除するというより、集めてしまうということなのでしょうか?

実は逆効果と感じるのは理由があるようです。

あい
ではブラックキャップが逆効果なのではと言われる理由についてみていきましょう。

ブラックキャップは本当に逆効果なの?

害虫駆除

ではブラックキャップが逆効果と言われる理由についてみていきましょう。

実はブラックキャップにはゴキブリを集めてしまう効果があります。

というのは誘因成分が含まれているからです。

誘因成分とはゴキブリを引き寄せる成分のことです。

つまりゴキブリにとって美味しそうな匂いを発しているということですね。

これが逆効果と言われる理由のようです。

確かに美味しそうな匂いがぷんぷんしていたら、ゴキブリが集まってしまうのも納得です。

ではなぜこのような誘因成分を入れるのかというと、そうしなければゴキブリが餌に食いつかないからです。

食いつかないことには駆除することもできませんからね。

そしてブラックキャップの場合は8つの誘因成分が含まれているそうです。

ということは誘因作用がかなり強いのではと考えちゃいますよね。

つまり、1匹のゴキブリを駆除したくても餌に釣られて何匹も集まってくる可能性がありますよね。

でも、餌さえ食べれば駆除はできるので、何匹集まっても最初はびっくりするでしょうが、数日で駆除ができると思われます。

ただ、この何匹も集まる現象が逆効果と言われる理由のようですね。

確かに何匹もゴキブリの骸が転がっていたら、びっくりしちゃいますからね。

そして実は誘因成分だけでなく、間違ったブラックキャップの置き方も逆効果を促す要因だったようです。

実は置き方を考えれば大丈夫

ブラックキャップの置き方ですが、大抵はゴキブリがよく出没する場所に設置しますよね。

キッチンや水回りなど、湿気があって暗いところをゴキブリは好みます。

そんなところに設置すれば、元々いたゴキブリを駆除できるのですが、たまにゴキブリが来て欲しくないところに設置する人がいるようです。

例えば、自分の寝室にだけは来てほしくないので駆除剤を設置したりします。

確かに寝ている最中にカサカサ音が立ったらすごく嫌ですよね。

だからこそ、安全のために駆除剤を設置したくなる気持ちはわかるのですが、前述したようにブラックキャップには誘因成分が含まれています。

つまり、設置することで元々いなかったのに、呼び寄せられて集まってしまうのです。

これが逆効果と感じてしまう理由です。

確かに来てほしくないから設置したのに、翌朝集まっていたなんて言ったら効果を疑ってしまいそうです。

でも、実は逆で、効果があるからこそ設置するとゴキブリが餌に釣られて集まってしまうのです。

つまり、この効果をきちんと把握して設置場所に気をつれけば逆効果なんて感じることはありません。

まずは初歩的なこととして、よく出没するところに設置するようにしてください。

間違って普段出没しないところに設置すると、逆効果になって集まってしまうので気をつけてくださいね。

また、ブラックキャップには屋外用もありますが、屋内用同様に置き場所に気をつけてください。

周辺のゴキブリを一掃したいからといって、数個まとめておいたりなんかしてしまうと、普段見かけないほどの数が集まってしまう可能性があります。

そのため、設置する場合はある程度距離をおいて置くようにしてください。

そしてブラックキャップを置く上で、もう一つ注意しなければいけないのが使用期限です。

ブラックキャップには駆除成分が含まれていますが、長期間設置したままだと駆除成分が薄れてしまう可能性があります。

すると誘因成分は残ったままなので、ゴキブリがただ集まってしまうだけのものになってしまう可能性も考えられます。

ブラックキャップの使用期限は開封後は1年ほど、未開封だと4・5年です。

ついつい効果があるからと置きっぱなしにしてしまいがちですが、そうすると集めるだけで駆除ができない可能性があります。

また、1箱にいくつも入っているので、未使用の場合は何年もそのままとって置いたりしますよね。

でも、一度開封したブラックキャップは駆除成分が薄くなったり、未使用でも効果が薄まる可能性があるので、定期的に交換するようにした方が逆効果にならないための方法のようですね。

あい
このようにブラックキャップはゴキブリ駆除に効果的ですが、誘因成分が含まれているため、置き方を間違えると逆効果になったと感じてしまう場合があるようです。
つまり設置方法さえしっかりと守れば、効果的に駆除ができるということですね。

ブラックキャップが逆効果って本当?置き方を考えれば大丈夫?まとめ

ブラックキャップはゴキブリ駆除に効果的な駆除剤です。

ただ設置の仕方を間違えると、意外にゴキブリが集まってしまうことになり、逆効果と感じてしまう可能性もあるようです。

そのため、しっかりと駆除するためには設置の仕方に気をつけ、さらに使用期限も守って定期的に交換することをおすすめします。

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あい

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