卒業式に渡す担任の先生へのプレゼントは何がいい?
卒業式は数年学んだ学舎を離れて、進学や就職に向かうための第一歩です。
そんな卒業式はお世話になった担任の先生に今までの感謝を伝える機会でもあります。
そんな時、感謝の気持ちをプレゼントにして渡すのもいいですよね?
卒業式に担任にプレゼントを渡すのはOK?
まず、生徒が担任の先生にプレゼントを渡すのはいいのでしょうか?
プレゼントと言っても色々ありますよね。
クラスでプレゼントするとしたら、全員からお金を少しずつ出して貰えば高価なものも購入できそうですが、高いものでもいいのでしょうか?
結論からいうと、高額なプレゼントはNGです。
なぜかというと、公立の教職員は地方公務員であり、生徒から金券や高額の金品を受け取るのは賄賂とみなされてしまうからです。
そんなものを受け取ったとなると、懲戒解雇されてしまう可能性もあります。
しかも、担任の先生もプレゼントを受け取るのは嬉しいかもしれませんが、高額なものだと受け取りにくく感じてしまうでしょう。
そのため、プレゼントを渡すならあまりお金をかけなくていいものの方がいいでしょう。
むしろ、その方が担任の先生の心にも残るはずです。
プレゼントというのは高ければいいというものではありません。
相手の心に残るようなプレゼントをすればいいのです。
そして担任の先生が何よりも喜ぶのはクラスのみんなとの思い出です。
中には、卒業式を終えて違う学校に転勤する先生や教職を離れる先生もいるでしょう。
そんな時に受け持ったクラスとの思い出を思い出せるものがあると、先生も馴染めない場所での励みになります。
では、そんな思い出をプレゼントにするためには、どのようなものを選べばいいのでしょうか?
卒業式後に持って帰ることを考えると、あまりかさばらないものがいいでしょう。
そして、実用的なものを贈る場合は、先生が使いやすいように派手ではないデザインを選ぶといいでしょう。
卒業式に担任に渡すプレゼントは何がいい?
まず、プレゼントを渡すにあたって、担任の先生は卒業式に自分がプレゼントを貰えるなんて全く考えていません。
そのため、どんなものでも大切な生徒から受け取れば嬉しいものです。
中でも担任の先生が喜びそうなプレゼントをご紹介します。
手紙
最初にご紹介するのは手紙です。
ベタなプレゼントですが、今までの感謝をしっかりと伝える一番の手段でもあります。
卒業式は担任の先生と過ごす最後の日でもありますが、式があったり、式が終わった後はクラスで最後のホームルームがあったり、先生と二人でゆっくりと会話を交わしている時間はあまりありません。
そのため、話したい感謝の言葉を伝えられない可能性もあります。
そんな時、手紙なら今までの感謝の気持ちを全て書けますし、担任の先生もゆっくりと時間がある時に読めます。
また、思い出として形にも残るので、生徒から先生へのプレゼントとして喜ばれるのです。
手紙ならクラス全員から受け取っても、ゆっくりと後で読んでもらえ、担任の先生も一人ずつとの思い出を大事にできます。
寄せ書き
そして次にご紹介するプレゼントがクラス全員からの寄せ書きです。
一枚の寄せ書きにクラス全員の一言や名前が書いてあると、卒業式の後でも、それを見るだけでクラス全員を思い出すことができます。
クラス全員で参加した体育祭や文化祭など、クラスのみんなで共有できる思い出もあるはずです。
そんなクラスとの思い出をまとめたような寄せ書きは担任の先生も喜んでくれます。
字があまり上手くない子も一緒に書きますが、それはまたそれで、味があり、そのクラスらしい思い出として残り、先生も一人一人の字を見るたびに思い出すはずです。
似顔絵
似顔絵も人気のプレゼントです。
ただ、問題は誰が書くかと言う事です。
クラスに絵が上手な美術部員やイラストが得意な子がいれば、その子に書いてもらうのもいいでしょう。
そういう子がいなかった場合は、担任の先生の写真をプロの似顔絵画家に見せて書いてもらうといいです。
専門のお店やショッピングモールにもいますし、近くにお店がない場合はネット注文もできます。
さらにその似顔絵の横や裏面に寄せ書きを書くのもいいのではないでしょうか。
ジャージ
そして、もっと実用的なものをプレゼントしたいと考えているなら、おすすめはジャージです。
担任の先生をはじめ、学校の先生は体育祭や部活動などジャージを着ることも多くあります。
そんな時に受け持ったクラスからプレゼントされたジャージがあれば、着る機会も多いでしょうし、役に立ちます。
ただ、もし購入する際はサイズが重要なので、身長などから予想してなるべくぴったりのサイズを買うようにしないといけません。
このように色々なプレゼントがありますが、クラスでプレゼントするならどれも一人あたり数百円集めるだけで用意できます。
あまり金額がかかっていない方が、先生も気軽に受け取れるので、プレゼントを購入する際は予算にも気をつけるといいでしょう。
どうやって渡す?
では、プレゼントを用意したとして、どうやって渡せばいいのでしょう。
もしクラス全員からのプレゼントということであれば、みんなで打ち合わせをして卒業式後の最後のホームルームで先生からのお話を聞いた後がいいでしょう。
担任の先生もみんなと顔を合わせるのが最後ということで、何を話すか考えてきてくれているはずなので、その最後のお話を聞いた後でサプライズで渡すといいでしょう。
きっと驚くと同時に、喜んでくれるはずです。
また、個人や数人で渡すなら、やはりホームルームが終わった後に渡すといいでしょう。
卒業式に渡す担任の先生へのプレゼントは何がいい?まとめ
卒業式は学舎との別れであると共に、クラスの担任の先生との最後のお別れの日でもあります。
担任の先生に色々と相談にのってもらったり、指導してもらったという人もいるでしょう。
そんな先生に感謝の気持ちをプレゼントとして渡してみてはいかがでしょうか。