「ハイソ」の意味や類語は？使い方を例文でご紹介！

「ハイソ」の意味や類語は？使い方を例文でご紹介！

「ハイソな人々」、「ハイソな生活」など、「ハイソ」という言葉を使うことがありますよね。
でも、「ハイソ」とはどういう意味なのでしょうか。
類語はあるのでしょうか。

あい

そこで、「ハイソ」の意味や類語、使い方を例文と一緒に見てみましょう。

「ハイソ」の意味や類語は？

まずは「ハイソ」という言葉について見てみましょう。
「ハイソ」というのは「ハイソサイエティ」の略語です。
ハイソサイエティというのは英語表記にすると「high society」となり、「上流社会の人」という意味です。
上流社会の人というのは具体的にどのような意味かというと、社会的に裕福で恵まれている人や有名人、ファッショナブルな人々を意味したりします。
さらに英語表記でなく、カタカナ表記の場合は上流社会そのものを意味することもあります。

では、そんな「ハイソ」の使い方を例文で見てみましょう。
・彼はハイソなので、このような集まりには来ないのではないか？
意味は「彼は上流社会の人間なので、このような集まりには来ないのではないか？」ということです。
例えば、お金持ちの人で、普段から高級フレンチや高級割烹などを利用する人は、居酒屋での飲み会などには参加しないイメージがありますよね。
そんな時に言うようなセリフですね。

このように「ハイソ」の使い方としては、一般とは違う格上という意味で使う場合が多いようです。

ただ、「ハイソ」という言葉にはもう一つ全く別の意味があります。
それは「ハイソックス」ということです。
実は「ハイソ」という言葉が流行ったのはバブル時代で、それ以降はあまり使われなかった言葉です。
そして平成時代に女子高生の間でハイソックスが流行したことから、「ハイソ」というと、「ハイソックス」のことを指すのが当時の女子高生の間ではあたり前でした。
そのため、聞き手によっては「ハイソ」の意味合いが違ってしまう場合もあるかもしれません。

そんな「ハイソ」に似たような意味を持つ類語はあるのでしょうか。
いくつか類語があるので、ご紹介します。
まず一つ目の類語が「セレブ」です。
ここ近年は「ハイソ」よりも「セレブ」の方がよく聞きますよね。
セレブというのは「経済的に裕福な有名人」のことを指しており、例えばヒルトン姉妹や叶姉妹などを言います。
海外セレブという使い方も多く、よく、有名モデルやアーティスト、スポーツ選手などのことを言います。
セレブのファッションの着こなしや流行っているグルメは、おしゃれなことからよく一般人にも流行ったりしますよね。
では、そんなセレブの使い方を例文で見てみましょう。
・今、海外セレブに人気なのはこのブランドだ。
この例文の意味は「今、海外の著名人に人気なのはこのブランドだ」ということです。
ちなみにカタカナ表記のセレブと英語表記のcelebrityはちょっと意味合いが違います。
カタカナのセレブというと裕福という意味合いが強いのですが、英語の場合は単に有名人という意味です。
そのため、英語で使う時には気を付けてください。

二つ目の類語が「アッパークラス」です。
英語表記にするとupper classで、上流階級という意味です。
日本では聞きなれないかもしれませんが、英語ではハイソよりもよく利用される言い方です。
そのため、英会話で使うなら覚えておくといいでしょう。
そんな「アッパークラス」の使い方を例文に挙げると、
・アッパークラスの彼は成績優秀で、周りから一目置かれている。
例文の意味は「上流階級の彼は成績優秀で、周りから一目置かれている」ということです。

あい

このように「ハイソ」というのは「裕福な有名な人」という意味で、由来は英語のようです。
しかし英語表記での意味合いとちょっと違うので、英会話をする際には使い方に気をつけるようにしてください。
似たような意味合いを持つ類語もあり、英会話ではそちらの方が一般的なので、合わせて覚えておくといいでしょう。

「ハイソ」の使い方を例文でご紹介！

では、「ハイソ」の意味や類語がわかったところで、使い方を例文で見てみましょう。
・彼女はハイソなので、こんなお店には来たことがないだろう。
意味は「彼女は裕福な家庭で生まれ育っているので、こんなお店には来たことがないだろう」ということです。
裕福な家庭の人って庶民がよく利用するようなお店には来ないイメージがありますよね。
それは偏見かもしれませんが、そのようなことを述べたセリフです。
類語に言い換えるならセレブが当てはまりそうですね。
・彼女はセレブなので、こんなお店には来たことがないだろう。

次の例文でも使い方を見てみましょう。
・ここはハイソな人が集まると有名なクラブだ。
意味は「ここは上流社会の人が集まると有名なクラブだ」ということです。
ハイソな人というと、比較的、集まる場所が決まっています。
おしゃれで高級感のあるクラブがその一つです。そんな場所を表す使い方ですね。
こちらの例文も類語に言い換えるならセレブが当てはまりそうです。
・ここはセレブな人が集まると有名なクラブだ。

次の例文でも使い方を見てみましょう。
・彼氏ができたらハイソな雰囲気のカフェに一緒に行ってみたい。
意味は「彼氏ができたら上流階級の人が行くような雰囲気のカフェに行ってみたい」ということです。
「上流階級の人が行くような雰囲気」ということで、「高級感があっておしゃれ」という意味合いで使う場合もあります。
類語に言い換えるなら「アッパークラス」でもいいかもしれません。
・彼氏ができたらアッパークラスのような雰囲気のカフェに一緒に行ってみたい。

次の例文でも使い方を見てみましょう。
・私の夢は海外でハイソな生活をすることだ。
意味は「私の夢は海外で裕福な生活をすることだ」ということです。
こちらも類語で言い換えるなら「セレブ」が良さそうですね。
・私の夢は海外でセレブな生活をすることだ。

あい

このように「ハイソ」というのは英語では有名人という意味ですが、日本では「裕福」という意味合いでの使い方が多いようです。
ただ、最近はあまり使うことがない言葉なので、例文のように類語に言い換えて使った方がいいかもしれませんね。

「ハイソ」の意味や類語は？使い方を例文でご紹介！まとめ

「ハイソ」というのはバブル時代によく使われた言葉で、「上流社会、裕福な有名人」という意味の言葉です。
最近では類語のセレブの方がよく使われています。
使い方はたいして変わらないので、同じような意味合いで使うなら例文のように類語の方がいいかもしれませんね。