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「直近」・「間近」・「最近」の意味の違いは?例文もご紹介!

近い距離

「直近」・「間近」・「最近」の意味の違いは?例文もご紹介!

日本語って似たような意味の言葉がたくさんありますよね。

その一つとして挙げられるのが「直近」、「間近」、「最近」です。

どれも同じような意味合いをイメージしてしまいがちですが、意味の違いは何なのでしょうか。

あい
「直近」・「間近」・「最近」の意味の違いを例文でご紹介します。

「直近」・「間近」・「最近」の意味の違いは?

鳥の距離

「直近」・「間近」・「最近」の意味の違いは何なのでしょう。

どの言葉も「近」という漢字が入っているからこそ、意味あいも似てくるような気がします。

でも、実は具体的な意味を見ていくと、そこにはちゃんと違いがあるのです。

では、それらの意味を一つずつ見ていきましょう。

まずは「直近」の意味です。

意味は「すぐそば、すぐ近く、最も近いこと」で、時間や距離などがとても近い様子を表しています。

この時間という点においては過去・未来の両方を指しています。

さらに距離については「至近距離」や「1番最後のもの」、「1番近いもの」という事柄を表現する際にも使います。

例文で見てみましょう。

・直近一年の売り上げデータを参考に、新しい商品を考えてみてください。

この例文での「直近」というのは過去一年を指しています。

つまり例文の意味としては「過去一年分の売上データを参考に新しい商品を考えてみてください」ということです。

次に「間近」の意味についてみてみましょう。

意味は「場所や時間、日にちのすぐ手前にある様子」ということです。

類語として「目前」、「寸前」という言葉もあり、どれも間隔が極めて近い様子を表しています。

例文で使い方を見てみましょう。

・レポートの提出期限が間近に迫っているので、内心焦っている。

意味は「レポートの提出期限がすぐそこまで迫っているので、内心焦っている」ということです。

今度は「最近」の意味を見てみましょう。

意味は「現在に1番近い過去のこと、少し前のこと」です。

類語としては「近頃」という言葉もあります。

例文で使い方を見てみましょう。

・最近は少子化が進んでおり、子育て支援が充実した田舎暮らしが注目を集めている。

つまり「近頃は少子化が進んでおり、子育て支援が充実した田舎暮らしが注目を集めている」ということです。

では、これら「直近」・「間近」・「最近」の意味の違いはというと、いずれも近いことを表しているものの、対象に違いがあったりします。

「直近」は時間的に過去や未来のすぐ近くのことを表しているのに対し、「最近」というのは過去のことだけで、未来のことを表していません。

また、使う際の対象も違い、「直近」は対象が出来事、時間、距離、データなど幅広いですが、「間近」の対象は場所や時間、期日、「最近」の対象は出来事となっているのです。

そのため、使うシーンにも違いが出てくるということです。

あい
このように「直近」・「間近」・「最近」はちょっとした意味の違いがあり、そのため、使う際の対象も違います。
次に例文でもっと色々な使い方を見てみましょう。

例文で「直近」・「間近」・「最近」の使い方をご紹介!

距離が近い

では、「直近」・「間近」・「最近」の使い方をそれぞれ例文で見ていきましょう。

例文でみることで意味の違いも再確認できます。

まずは「直近」の例文から見ていきましょう。

・今日は駅直近にできた新しい洋食店に行ってみよう。

この例文での「直近」の意味は「距離が近い」ということです。

つまり、文章の意味合いとしては「今日は駅のすぐ近くにできた新しい洋食店に行ってみよう」ということで、直近の対象は距離ということですね。

他の例文を挙げてみると

・直近1ヶ月の営業成績をみると、彼がダントツだ。

この例文の「直近」の意味は「すぐ近い過去」のことを表しています。

つまり文章の意味としては「過去1ヶ月の営業成績をみると彼がダントツだ」ということになり、この文での「直近」の対象は時間ということになります。

このように「直近」は対象が文章によって違い、距離だったり時間だったりします。

次に「間近」を使った例文を見てみましょう。

・初めての舞台鑑賞は、やはり間近で見た分、迫力があった。

この例文の「間近」は「距離的にすぐ近く」という意味合いで使われています。

文章の意味としては「初めての舞台鑑賞はすぐ近くで見た分、迫力があった」というふうになります。

この「間近」の対象は距離ということですね。

ではこちらの例文も見てみましょう。

・入稿まで締切間近だ。

この例文の「間近」は「期日が迫っている」という意味で使われています。

つまり文章の意味は「入稿まで締切が近い」ということです。

対象は期日ということですね。

このように「間近」も対象が文によって違い、距離だったり期日だったりします。

今度は「最近」を使った例文を見てみましょう。

・最近は雨が降ったり、曇りだったり、どんよりした天気が続いている。

この例文の「最近」は「すぐ近くの過去」のことを表しています。

文章の意味としては「この頃は雨が降ったり、曇りだったり、どんよりした天気が続いている」となります。

対象はコロコロ変わる天気のことで、出来事ということですね。

他の例文も見てみましょう。

・彼女は最近、メイクを変えたせいか印象が変わった。

この例文の「最近」も「すぐ近い過去から現在」のことを表しており、意味としては「彼女は近頃メイクを変えたせいか印象が変わった」ということです。

やはりこの文でも対象は「彼女の印象の変化」という出来事です。

つまり「最近」の場合は「直近」や「間近」と違い、あくまで対象は出来事で、距離などになることはありません。

あい
このように例文をみると「直近」・「間近」・「最近」の意味の違いもわかりやすいですね。

「直近」・「間近」・「最近」の意味の違いは?例文もご紹介!まとめ

「直近」・「間近」・「最近」の意味をあらためてみると、いづれも「すぐ近く」のことを意味しながら微妙な違いがあることに気づきますね。

「直近」の対象は距離や時間、データなどと幅広く、「間近」の対象は距離や期日、「最近」の対象は出来事なんですね。

例文で挙げたように対象が異なるので、使う際はそのことを踏まえて使うといいでしょう。

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