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「久方ぶり」の意味や類語は?使い方を例文でご紹介!

久方ぶり

「久方ぶり」の意味や類語は?使い方を例文でご紹介!

知人などに久々に会った時に「久方ぶり」と使うことがありますが、具体的などのような意味なのでしょうか。

また、どういったシーンで使うのが適切なのでしょうか。

あい
そこで、「久方ぶり」の意味や類語、使い方を例文で見てみました。

「久方ぶり」の意味や類語は?

久方ぶりの意味や類語

まずは「久方ぶり」の読み方から見ていきましょう。

「久方ぶり」は「ひさかたぶり」と読みます。

「久しい」の「久」が使われていることからわかるかもしれませんが、「久しぶり」、「久々」といった意味で使われます。

もっと具体的にいうと、「長い時間が経っていること」という意味です。

ちょっと硬い言い方なので敬語のような気がしてしまいますが、「久方ぶり」は敬語ではありません。

「久しぶり」を丁寧な使い方に変えた言い方です。

簡単な使い方を例文に挙げると、

・長らく入院していたので、久方ぶりの仕事は疲れました。

意味は「長い間、入院していたので、久々の仕事は疲れました」ということです。

では、そんな「久方ぶり」に類語はあるのでしょうか。

「久方ぶり」の類語としては「久しい」、「暫く」があります。

「久しい」も「暫く」も「長い間が空いている」という意味があり、上の例文を類語に言い換えると

・長らく入院していたので、久しぶりの仕事は疲れました。

ということになります。

このように類語にそのまま置き換えても大丈夫です。

では使い方にルールなどはあるのでしょうか。

前述もしましたが、実は「久方ぶり」というのは丁寧な言い方ではありますが、敬語ではありません。

そのため、ビジネスシーンでの使い方には注意が必要です。

正しい使い方としては、同僚や目下の人に対して使うのはOKですが、取引先や上司の人に使うのはNGです。

というのも、取引先や上司の人というのは目上の人なので、敬意を表した言い方をしないといけないからです。

では「久方ぶり」を敬意を表した言い方に変えるとどうなるのかというと、「ご無沙汰しております」といった使い方にした方が無難です。

「ご無沙汰」の意味合いとしては「久方ぶり」と同じで、「長い間連絡していない」ということを意味しています。

「久方ぶり」の類語とも言えるでしょう。

ではそんな「ご無沙汰」の使い方もご紹介します。

よく聞く使い方は「ご無沙汰しております」という言い方です。

また、よりかしこまった言い方をするなら「久しく」をつけるといいでしょう。

使い方を例文で挙げると、

・久しくご無沙汰してしまい、申し訳なく存じております。

意味は「長い間ご連絡をせずに申し訳なく感じております」ということです。

また、メールや手紙でやり取りする際の使い方を例文で挙げると、

・久しくご無沙汰しておりましたが、お変わりありませんでしょうか。

といった使い方をします。

あい
このように「久方ぶり」は「久しぶり」と同様の意味で、なおかつ丁寧な言い方です。
ただし、敬語ではないので、例文にも挙げたようにビジネスシーンでの使い方は注意しないといけません。

「久方ぶり」の使い方を例文でご紹介!

久方ぶりの使い方

では「久方ぶり」の意味や類語がわかったところで、使い方を例文を交えてご紹介します。

まず、「久方ぶり」の使い方ですが、そのままで丁寧な使い方となっているので、「お」はつけません。

例えば「久しぶり」という言い方の場合は丁寧な使い方をすると「お久しぶりです」となります。

しかし「久方ぶり」の場合は「お久方ぶりです」とは言わないのです。

また、「久しぶり」の場合は丁寧な使い方として、もうひとつ、「お久しぶりでございます」と使う場合もあります。

しかし、「久方ぶり」の場合は「お久方ぶりでございます」という使い方はしないので注意してください。

「お~」や「~でございます」は言葉を簡単に丁寧にできるので、ついついつけがちですが、「久方ぶり」の場合はそれ自身が丁寧な言い方なので、使う場合はシンプルに「久方ぶりです」と使います。

それでは具体的に例文で使い方や言い換えられる類語を見てみましょう。

・同級生と会うのは久方ぶりだったので、話に花が咲きました。

意味は「同級生と会うのは久しぶりだったので、話に花が咲いた」ということです。

類語で言い換えるなら「久しぶり」が当てはまりますね。

次の例文でも使い方を見てみましょう。

・久方ぶりに晴天になり、観光客の皆さんも喜んでいるようですね。

意味は「久しぶりに晴天になり、観光客の皆さんも喜んでいる」ということで、やはりこちらも類語の「久しぶり」に言い換えられます。

次の例文も見てみましょう。

・怪我から復帰して久方ぶりの試合でしたが、以前と変わらずに動けて安心しました。

意味は「怪我から復帰して久しぶりの試合だったが、以前と変わらずに動けて安心した」ということですね。

類語に言い換えるなら「久しぶり」が当てはまりますね。

また、ビジネスシーンで目上の人に「久方ぶり」を使うのはNGとされていますが、会話の流れで使うのはOKです。

そんな例文を挙げると

・先日久方ぶりにゴルフに出かけまして、ちょっと肩を壊してしまいました。

このような使い方ならOKです。

意味は「先日暫くぶりにゴルフに行ったら肩を壊しました」ということですね。

この時に言い換えられる類語としては「暫く」がぴったりです。

あい
このように「久方ぶり」の使い方としては丁寧な言い方ですが、目上の人に対しては使いません。
例文にも挙げたように同様の意味の類語「久しぶり」とそのまま言い換えることも可能で、会話の流れによっては目上の人に使える場合もあるようです。

「久方ぶり」の意味や類語は?使い方を例文でご紹介!まとめ

「久方ぶり」というのは「久しぶり」という意味の丁寧な言い方です。

使い方としては「久しぶり」が類語なのでそのまま言い換えられますが、「お久しぶり」や「おひさしぶりでございます」のように「お」や「ございます」をつけることはできません。

また、丁寧な言い方というだけで敬語ではないので、ビジネスシーンで使う場合は相手によって使い分ける必要があります。

ただ例文のように会話上で使うのはOKなので、使う際には気を付けてくださいね。

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