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アベックとカップルの意味の違いとは?例文も紹介!

アベック

アベックとカップルの意味の違いとは?例文も紹介!

「アベック」って最近はあまり聞かない言葉ですよね。

平成によく使われていた、ちょっとレトロなイメージです。

「カップル」と意味は同じようなイメージですが、違いはあるのでしょうか。

あい
そこで「アベック」と「カップル」の意味の違いについて、例文とあわせてご紹介します。

アベック、カップルの意味とは?それぞれの語源は?

アベックとカップルの意味

アベックの意味は?

まずは「アベック」の意味から見ていきましょう。

なんとなく恋人同士みたいな意味合いがあるようなイメージですよね。

アベックってカタカナなので、語源は英語のように感じがちですが、実は語源はフランス語です。

では、フランス語でのアベックの意味はというと、「一緒に」という意味で、別に「恋人同士」という意味ではないのです。

だから親や兄弟、友達など幅広く使える言葉なのです。

ただ、日本ではアベックという言葉が流行したのは1980年代のバブル期で、なぜか「男女の1人ずつの組み合わせ」という意味で広まっていました。

そのため、「恋人同士」、「カップル」という意味合いに捉われているようです。

ただ、元々はアベックは「2人一緒に」という意味です。

そのため類語としては、ペアやデュオが挙げられます。

ペアやデュオも男同士、女同士でも使える言葉です。

重要なのは、複数ではなく、2人ということのようですね。

さらにアベックは人以外にも使える場合があります。

例文でご紹介すると

「今日の試合ではアベックホームランがあった」

という使い方があります。

この例文の「アベックホームラン」とは野球用語で、1試合の中で同じ球団の2人の選手がホームランを打つことを指しています。

他にも同じ競技において同じ所属の男女両方が優勝した時に使う「アベック優勝」という言葉もあります。

例文を挙げると、

「あの高校のバスケ部はアベック優勝した」

というふうになります。

このようにアベックという言葉はあまり聞かないイメージですが、用語としては現代にも残っているようです。

ちなみにこのアベックという言葉が一般に聞かれたのは80年代で、現代の30代に聞くと意味がわからないと答える人も多いようです。

そのため、今、アベックという言葉を使うと「古くさい」、「おじさん言葉」と言われることもあるそうです。

では、現代、よく使われる「カップル」は恋人同士という意味で、アベックと意味が同じなのでしょうか。

カップルの意味とは?語源は?

カップルの意味は日本ではアベックと同様に「恋人同士」という意味合いで使われることが多いですよね。

ということは、両者の違いはないのでしょうか。

実は語源が違います。

フランス語を語源にするアベックと違い、カップルの語源は英語です。

その意味はというと、「恋人、夫婦」という意味合いです。

日本においてはバブル期が終わってから、アベックの代わりに使われ始めました。

つまりアベックはカップルの前に使われていた言葉のため、古いイメージがどうしてもあるようですね。

ということは語源こそ違いがあったものの、日本における意味にそんなに違いはないようです。

ただ、使い方には違いがあるようです。

アベックとカップルの使い方の違いとは?

実はアベックの使い方として一般的なのは、目の前の2人組に使えても、目の目にいない2人組には使えないようです。

例文でみてみると、

「あの2人、噂のアベックだよね」

というふうな例文はOKですが、今目の前にいない2人について

「あのアベックさ?」

という例文はあまり使われないのです。

一方、カップルという言葉は目の目にいようといまいと使えます。

つまり、幅広く使えるということですね。

あい
このようにアベックとカップルは日本での意味合いに大きな違いはないものの、語源が違い、例文のように使い方にも違いがあるようです。

アベックとカップル、それぞれの例文は?

アベックとカップルの例文

では、アベックとカップル、それぞれの意味や使い方の違いがわかったところで例文も見ていきましょう。

まずはアベックについては2人組という意味合いと、恋人という意味があるので、それぞれを例文で意味の違いを見ていきましょう。

・今回の山登りはアベックで挑戦した。

・クイズはアベックで1回の回答権が与えられる。

この2つの例文でのアベックは2人組という意味です。

男女だけでなく、男同士、女同士にも使えます。

一方、次の例文は恋人同士という意味で使っています。

・お揃いのファッションで久々のアベック気分を楽しんだ。

・ママとアベックで出かけておいでよ。

意味の違いは文脈からわかりますね。

今度はカップルの例文を見ていきましょう。

・あそこのカップル、お似合いだよね。

・カップル限定の宿に予約入れたよ。

これらの例文は恋人同士という意味合いで使っていますね。

ただ、現代ではアベックという言葉はカップルと違い、あまり馴染みのない言葉なので、使う機会がほとんどないかもしれませんね。

年配の人からの言葉で聞くことはあるかもしれませんが、自身で使うと「古くさい」と周りから思われてしまうかもしれないので、注意してください。

また、アベックはフランスでは一般的に使われる言葉で、日本での意味とは違い、「一緒に」という意味合いが強いので、もしフランス語で使う場合は意味の違いに気をつけた方がいいかもしれません。

あい
このようにアベックとカップルは意味は似ているものの、使い方に多少違いがあるようです。

アベックとカップルの意味の違いとは?例文も紹介!まとめ

アベックとカップルは意味は同じようなものの、使う時代や使い方が違います。

例文でもご紹介したように、「恋人同士」という意味が強いものの、アベックは「2人組」、「一緒に」という意味でも使えます。

特に語源となったフランスやアメリカなどでは、恋人以外での意味合いでも使えるので、海外で使う際には日本語とは意味合いが少し違うということを頭に入れておいた方がいいかもしれません。

ただ、最近ではあまり聞かない言葉になっています。

でも年齢が上の人と会話する際に、もしかしたら今後聞くことがあるかもしれないので、意味は覚えておいた方がいいかもしれませんね。

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