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「隣の芝生は青い」の意味や類語は?例文もご紹介!

隣の芝生は青い

「隣の芝生は青い」の意味や類語は?例文もご紹介!

「隣の芝生は青い」というのは小説やドラマなどでよく聞く言葉ですよね。

でもその意味はと聞かれると、きちんと答えられなかったりします。

あい
では「隣の芝生は青い」にはどんな意味があるのか、類語があるのか、例文とあわせてみてみましょう。

「隣の芝生は青い」の意味や類語は?

隣の芝生は青い

まずは「隣の芝生は青い」の意味から見ていきましょう。

イメージ的に日本由来の言葉のような気がしますが、実は違います。

英語に「The grass is always greener on the other side of the fence.」(フェンスの向こう側の芝生はいつも青々としている)という言葉があり、それを日本風にしたものが「隣の芝生は青い」となったのです。

では、どういう意味なのかというと、「同じものでも隣の家の方が綺麗に見えてしまう、なんでも他人のものはよく見えてしまう」ということです。

似たような環境、持ち物だとしても、相手の方が自分より良く見えてしまうということです。

つまり嫉妬心や競争心を表した言葉なんですね。

しかし実際は芝生を綺麗に見せるために毎日手入れをしているかもしれない、お金をかけているかも知れず、そんな裏側の事情を知らずにただ見た目だけをみて羨んでいるということです。

例文を挙げてみると

・隣の芝生は青いというけど、もしかしたら君の方が羨ましがられているかもよ。

例文の意味は「羨ましい羨ましいというけど、もしかしたら君の方が羨ましがられているかもよ」ということです。

他の例文も挙げてみましょう。

・同じバッグを買ったのに、なんで彼女のは可愛く見えるんだろう。これが隣の芝生は青いってことなのかしら。

例文の意味は「同じバッグでも彼女の方だけなぜか可愛く見えちゃう」ということです。

確かに同じバッグでも他人が持っていると、おしゃれに見えたり、同じ服でも可愛く着こなしているように見えたりします。

でももしかしたら、相手から自分もそう思われているかもしれません。

そんなことを全く考えずに、ただ相手を羨む気持ちだけがあるということです。

ではそんな嫉妬心を表した「隣の芝生は青い」ですが、同じような意味の類語はあるのでしょうか。

実はいくつもの類語があるので、ご紹介します。

・隣の糂粏味噌
・無い物ねだり
・人の花は赤い
・嫉妬

一つずつの意味を見ていきましょう。

「隣の糂粏味噌」というのは、意味は「隣のぬか味噌の方が香ばしく感じられるように、よそのものはなんでもよく見える」ということです。

まさに「隣の芝生は青い」と同様の意味ですね。

上述の例文に言い換えても大丈夫そうですね。

次の類語についてみてみましょう。

「無い物ねだり」とは「ないものを欲しがること、実現できないことを無理に望むこと」です。

「自分が持っている物でも相手の方がよく見えてしまう」という点では、「隣の芝生は青い」とちょっと違う気もしますが、嫉妬しているという点では同じですね。

次の類語についても見てみましょう。

「人の花は赤い」は、日本の庭には芝生が少ないことから生まれたと言われる諺です。

意味は「隣の花は赤い、他人のものはなんでもよく見える」ということです。

こちらも前述の例文に置き換えても大丈夫そうです。

そして次の類語が「嫉妬」です。

これは「隣の芝生は青い」の意味を端的に表した言葉ですね。

あい
このように「隣の芝生は青い」は「なんでも人の方がよく見えてしまう」という人の嫉妬心を表した言葉で、同じような意味の類語もあるので押さえておくといいでしょう。

「隣の芝生は青い」の例文をご紹介!

隣の芝生は青いの例文

では、「隣の芝生は青い」の意味や類語がわかったところで、使い方をもっと詳しく例文でみていきましょう。

まずは一つ目の例文です。

・どれだけ優秀でお金持ちでも、隣の芝生は青いように感じるものだ。

意味は「どれだけ恵まれた環境でも、周りはよく見えてしまうものだ」ということで、人がどうしても感じてしまう嫉妬心を表しています。

こちらの例文は「人の花は赤い」、「隣の糂?味噌」という類語に置き換えても大丈夫です。

次の例文を見てみましょう。

・隣の芝生は青いとよくいうが、やはり我が子が1番可愛く見えてしまう。

意味は「周りの方がよく見えるというが、我が子が1番可愛い」という親バカな心境を表した言葉ですね。

「隣の芝生は青い」というのは、よく嫉妬や羨むなどネガティブな意味合いで使われますが、このような使い方をすると文章全体が明るく感じられます。

嫉妬とは反対の意味合いになっていますね。

こちらも「人の花は赤い」などの類語に置き換えられます。

次の例文です。

・隣の新築の家を羨ましがっていたら、主人から「隣の芝生は青いっていうからね」と言われちゃいました。

意味は「隣の新築を羨ましがっていたら、主人から「人のものはよく見えるっていうからね」と言われた」ということです。

もしかしたら隣のお宅は新築を購入するために仕事を頑張って頭金を貯めて苦労した建てた家かも知れません、それにローンだって長く、これからも仕事をずっとしなければいけないかも知れません。

そんな裏事情を全く知らずに言った妻に旦那さんがかけた言葉ですね。

人のものはよく見えても、その裏にはどんな事情があるかわかりません。

「隣の芝生は青い」というのはそんな事情を全く介せずに見た目だけで判断した、自分勝手な嫉妬なのです。

こちらの例文も類語への置き換えは可能です。

ただ、「嫉妬」という類語より諺を使った言い回しの方が柔らかく感じるので、角が立たないかも知れません。

あい
このように「隣の芝生は青い」は嫉妬などを表す際に度々使われる言葉ですが、同じ意味の「嫉妬」という類語より、柔らかい印象の文にできるため、相手に柔らかく諭すことができるかも知れませんね。

「隣の芝生は青い」の意味や類語は?例文もご紹介!まとめ

「隣の芝生は青い」は人が周りに対して持ちがちな嫉妬を意味する言葉で、同じ意味の「嫉妬」という類語より柔らかい言い回しができます。

そのため、例文に挙げたように色々なシーンに使うことができます。

日常会話でも使える言い回しなので、覚えておくといいでしょう。

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