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「感銘」と「感動」の意味の違いは?使い方を例文で紹介!

感動

「感銘」と「感動」の意味の違いは?使い方を例文で紹介!

政治家や著名人のニュースでも「感動した」、「感銘を受けた」などの話を聞きます。

「感銘」と「感動」、似たような言葉ですが意味合いは同じなんでしょうか。

あい
そこで「感銘」と「感動」の意味の違いや使い方について、例文と合わせてご紹介します。

「感銘」と「感動」の意味の違いとは?

感銘と感動の違い

「感銘」と「感動」、どちらも「感」という漢字が入っていることから、同じような意味を持っていそうですよね。

確かに「感銘を受けた」、「感動した」という言葉は同じシーンで使えそうです。

しかし、実は「感銘」と「感動」の意味にはちょっとした違いがあるようです。

では、まずは一つずつの意味を見ていきましょう。

「感銘」の意味とは?

「感銘」の意味は「過去の感動が記憶に残っていること」、「感動したことを心に刻みつけること」、「賞賛や尊敬の念を持って記憶していること」です。

感銘の「銘」という字は刻まれた文章や文字を指しています。

この「刻まれた」というのは紙や書面ではなく、石や鉄を指します。

例えば刀鍛冶は自分が打った刀に名を刻んだりしますが、「銘」とはこのように硬いものに刻むことを指します。

というのも紙は劣化すると書いたものも読めなくなったり、ボロボロになったりしますが、石や鉄は劣化しにくく、刻んだものがそのまま残ります。

そして「銘」というのは、ただ刻むだけでなく、功績を讃える意味合いもあります。

このことから「感銘」とは心に深く刻まれること、さらに相手を讃えるような意味合いで使われるのです。

つまり、例文で簡単に使い方を説明すると

・憧れの人の言葉に感銘を受けた

この例文では「憧れの人の言葉が、心に深く刻まれた」という意味合いになるのです。

ちなみにそんな感銘の類語としては「印象」、「影響」、「感化」が挙げられます。「印象」とは物事が心に与えることで「第一印象が大事」なんて感じで使いますよね。

「影響」は何かの物事が他のものに作用することを意味し、「感化」は影響を受けて考え方や思考が変わることを意味しています。

「感動」の意味とは?

次に「感動」の意味を見てみましょう。

意味は「ある物事に心が動かされること」です。

例文で使い方を紹介すると、

・最新の映画を見て感動した

という感じで使います。

映画や読書などでは色々なシーンがあり、見るたびに心動かされたりします。

まさにこれを感動というのです。

ただし、どんな感情も感動になるわけではありません。

例えば恐怖心や不快感については「感動した」とは言いません。

しみじみと心が動いたり、雷を受けたように感じることを感動したというようです。

確かに例文を読んだイメージとしては、「涙ものかな」という感じを受け、逆に「怖かったのかな」とは思いませんからね。

そんな感動の類語としては、感動して気持ちが高ぶる「感激」や、感動してしみじみとなる「感慨」が挙げられます。

「感銘」と「感動」の違いは?

では、「感銘」と「感動」の違いは何なのでしょう。

どちらも心の中の動きという点では同じですが、実はちょっとした違いがあります。

それは瞬間的なものか、持続的なものかということです。

「感銘」というのは心に刻まれることなので、石や鉄に何かを刻んだように持続的に続きます。

使い方として例文を見てみると

・映画のあのセリフには感銘を受けた。

となると、そのセリフ自体が心に刻まれ、ずっと残り続けることになります。

つまり、何年経ったとしてもその気持ちは変わらないかもしれないのです。

一方、「感動」というのは、その瞬間瞬間に感じた心の動きをいいます。

使い方を例文で見てみましょう。

・映画のあのセリフには感動した。

この例文は映画を見た時にセリフに心が動かされたという意味です。

ただ、同じ映画を見てまたセリフに感動したとしても、前回と同じ感動ではありません。

つまり、感動というのはその瞬間瞬間で違いがあるということです。

これが感銘との違いですね。

あい
このように感銘と感動はどちらも心の動きを意味していますが、例文での使い方でもわかるように持続的な意味合いか、瞬間的な意味合いかという点で違いがあります。

「感銘」と「感動」の使い方を例文で紹介!

感銘と感動の使い方

では、「感銘」と「感動」の使い方を例文で紹介します。

似たような意味合いですが、使い方に違いがあります。

まずは「感銘」の使い方から見ていきましょう。

感銘の使い方としては、「感銘を受けた」、「感銘を覚える」といった形で使います。

具体的な使い方を例文で見てみましょう。

・息子の星座探しにおける探究心に感銘を受けた。

意味は「息子の星座探しをしようとする探究心が心に刻まれた」ということです。

この思い出は色褪せることなく、ずっと心に残り続けます。

他の例文を見てみましょう。

・最近感銘を受けたことはなんですか?

意味としては「最近心に強く残ったことは何ですか」という感じです。

心に刻まれたことということで、かなり強く印象に残ったことを聞く文になっていますね。

では意味合いにちょっと違いがある「感動」の使い方を見てみましょう。

主な使い方としては「感動した」、「感動する」、「感動させる」といった使い方があります。

具体的な例文を挙げます。

・スポーツ選手の諦めない姿勢に感動した。

この例文では、「諦めない姿勢に心が動かされた」という意味合いになります。

他の例文を挙げると

・友達に薦められた本を読んでみたら、意外に感動した。

こちらの例文は「意外に心が動かされた」ことを意味しています。

これらの例文をみると、感銘はその都度感じた感動と違い、深く印象に残ったという意味合いがあるようですね。

あい
このように「感銘」と「感動」は意味合いに違いがあるため、例文に挙げたように使い方にも違いがあるようです。

「感銘」と「感動」の意味の違いは?使い方を例文で紹介!まとめ

「感銘」と「感動」は心が動かされたという意味ですが、持続的に刻まれた、瞬間的に心が動いたという点で違いがあります。

例文に挙げたように使い方にも若干違いがあるので、頭に入れておくといいでしょう。

特に「感銘」には讃える意味合いもあるので、面接時などの質疑応答にも使えるのではないでしょうか。

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