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「なお」の意味や類語は?詳しい使い方を例文でご紹介!

なお

「なお」の意味や類語は?詳しい使い方を例文でご紹介!

ニュースで「犯人は今もなお、逃走中です」と聞くことがありますよね。

今までなんとなく聞き流していた言葉ですが、一体、「なお」とはどんな意味なのでしょう。

文章としては違和感なくつなげるための接続詞のようなイメージですよね。

でも意味を聞かれると正しく答えられなかったりします。

あい
そこで、「なお」の意味や類語、詳しい使い方について例文を交えながらご紹介します。

「なお」の意味や類語は?

なおの意味

まずは「なお」の意味から見ていきましょう。

実は「なお」には大きく3つの意味があります。

①以前の状態がずっと続いている様。

②さらに。もっと。
③現にあるものに付け加える様。

では一つずつの意味を詳しく見ていきましょう。

まずは1つ目「以前の状態がずっと続いている様」の意味の使い方を見ていきましょう。

例文で使い方を挙げると

・犯人は今もなお、逃走中です。

意味は「犯人は現在も変わらず逃走中です」ということです。

「逃走している」という状態がずっと続いているということで、「なお」を使っています。

これを類語に言い換えるとするなら、「引き続き」、「依然として」が当てはまります。

例文で言い換えてみると

・犯人は今も依然として、逃走中です。

となります。

この使い方もニュースでよく聞きますね。

この場合の「なお」は「尚」という漢字表記でも使えます。

では2つ目の「さらに。もっと」という意味での使い方を見てみましょう。

例文で使い方を挙げると、

・心と体のバランスが整えば、なおのこと、健康にいいでしょう。

意味は「心と体のバランスが整えばさらに健康にいいでしょう」ということです。

この時の「なお」も漢字表記しても大丈夫です。

この場合の類語は「さらに」、「いっそう」という言葉が当てはまりますね。

そして3つ目の「付け加える様」を意味する「なお」の使い方も見てみましょう。

例文を挙げると

・講義は以上です。なお質問は個別で受け付けます。

意味は「講義はこれで終わりますが、質問は個別に受け付ける」ということですね。

この時の類語としてニュアンスが似ているのは「また」です。

ここでの類語の「また」というのは「補足する」という意味があります。

例文について述べれば「講義は終わりましたが、さらに質問は個別に受け付ける」ということですね。

ただ、「また」というのは「なお」のように「補足する」意味合いの「また」と、前の文につづけて使う「また」があります。

そのため、混同しないように気を付けてください。

そして、この「なお」の使い方においては、接続詞ということで、ひらがな表記するのが正しいとされています。

また、「なお」というのは文章の内容を補足する意味合いがあるため、同じ文章中で何度も使いたくなってしまいます。

例えばNG文を挙げるとすると

・説明は以上です。なお、質問は個別に受け付けます。なお受付は10分後からです。

これは間違った使い方です。

ひとつの文章で何度も使うのは流石に違和感が出てしまいます。

そのため、基本的な使い方としては必要最低限の頻度にとどめなければいけません。

正しい使い方を挙げるとすると、

・説明は以上です。なお、質問は個別に受け付けるので、10分後からお願いいたします。

となります。

あい
このように、「なお」には大きく3つの意味があり、意味によって類語も異なります。
どのような使い方をするかにより、漢字表記かひらがな表記かということも違いますが、わからない場合はひらがな表記でOKです。
ではさらに詳しい使い方を例文で見ていきましょう。

「なお」の詳しい使い方を例文でご紹介!

なおの使い方

「なお」の意味や類語がわかったところで、詳しい使い方を意味ごとに例文で見ていきましょう。

まずは1つ目の意味「以前の状態がずっと続いている様」の使い方を例文で見てみましょう。

・現役を退いてもなお、あの選手の活躍はめざましい。

意味は「現役を退いた今でも変わらずに、あの選手の活躍はめざましい」ということです。

類語としては「依然として」が当てはまります。

言い換えてみると

・現役を退いても依然として、あの選手の活躍はめざましい。

となります。違和感なく当てはまりますね。

次の例文です。

・夜となってもなお、雪は降り続いている。

意味は「夜になっても引き続き、雪が降っている」ということですね。

当てはまる類語としては「引き続き」がぴったりです。

このように1つ目の意味を使う場合は、前の文章につなげて使います。

次に2つ目の意味「さらに、もっと」の使い方を例文で見ていきましょう。

・もしよろしければ今後もなお、弊社とのお取引をしていいただけると幸いです。

意味は簡単にいうと「今後もさらに弊社と取引してもらえると嬉しいです」ということですね。

類語で言い換えるなら「さらに」が当てはまります。

そして3つ目の意味「付け加える様子」での「なお」の使い方を例文で見てみましょう。

・会場はこちらになります。なお、イベントブースについての詳細は添付の資料をご覧ください。

意味は「会場はこちらです。また、イベントブースについての詳細は添付の資料をみてください」ということで、類語としては「付け加える」という意味合いでの「また」が当てはまります。

次の例文も見てみましょう。

・商品の詳細については裏面に記載してあります。なお、使い方については同封の説明書に記載があります。

意味は「商品の詳細は裏面に書かれており、さらに使い方は説明書に書かれています」ということですね。

あい
このように「なお」には3つの意味合いがあることから、例文のように3つの使い方があります。
丁寧な言い方なので、ビジネスシーンや公共の場でも使いやすく、覚えておくと便利です。

「なお」の意味や類語は?詳しい使い方を例文でご紹介!まとめ

「なお」という言葉はニュースでもよく聞く言葉です。

主な意味は3つあり、丁寧な言い方なので色々なシーンで使えます。

ただ、例文に挙げたように意味によって類語や使い方が異なり、あまり頻繁に使うと、わかりやすくしたつもりが余計わかりづらい文章になってしまう場合もあります。

そのため、基本的な使い方を理解した上で使うようにしてくださいね。

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