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「彷彿とさせる」の意味や類語は?使い方を例文でご紹介!

彷彿とさせる

「彷彿とさせる」の意味や類語は?使い方を例文でご紹介!

テレビドラマや映画などをみていると、セリフで「?を彷彿とさせる」というのをよく聞きますよね。

でも「彷彿させる」とは具体的にどのような意味なのでしょう。

あい
そこで「彷彿とさせる」の意味や類語を例文とあわせてご紹介します。

「彷彿とさせる」の意味や類語は?

彷彿とさせる

まず、「彷彿とさせる」の「彷彿」ですが、読み方は「ほうふつ」と読みます。

では、「彷彿」にはどんな意味があるのかというと、3つの意味があります。

1つは「よく似ている」という意味です。

そんな意味を使った例文を挙げると、

・彼の息子の顔は、彼の幼い頃を彷彿とさせた。

つまり、意味は「彼の息子の顔は幼い頃の彼に似ていた」ということです。

そして2つ目の意味は「ありありと眼前に現れる、脳裏に浮かぶ様」です。

そんな意味合いの例文を挙げると

・この音楽が流れると、彼女がいた頃を彷彿とさせる。

例文の意味は「この音楽が流れると彼女がいた頃が脳裏に浮かぶ」ということです。

さらに3つ目の意味は「おぼろである」ということです。

例文を挙げてみると

・彼の意識は彷彿としていた。

意味は「彼の意識はおぼろだった」ということです。

意外にこんなにも意味があったんですね。

3つ目の意味についてはあまり聞き慣れませんが、それもそのはず、あまり一般的な使い方でないようです。

そしてよく聞くのが1つ目・2つ目の意味合いですよね。

中でも2つ目の意味合いで使われることが多いイメージです。

つまり、「彷彿とさせる」には「ある物事や人などに遭遇した場合に、以前に経験した物事や人があたかもそこに現れたかのように思われるほど酷似している様子」という意味があるようです。

では、そんな「彷彿とさせる」には類語はあるのでしょうか。

実は似たような意味合いを持つ類語がいくつもあります。

1つは「連想させる」です。

「ある事柄からそれと関連のある事柄を思い浮かべること」という意味で、「脳裏に浮かぶ」という意味合いの「彷彿とさせる」と言い換えることができます。

2つ目の類語が「想起させる」です。

意味は「以前あったことを思い起こすこと」で、まさに彷彿の2つ目の意味の類語ですよね。

3つ目の類語は「脳裏をよぎる」です。

こちらも「彷彿」の2つ目の意味そのままですね。

そのため、文章の意味的に置き換えることも可能です。

他にも「思い出される」、「思い起こされる」といった類語もあります。

意外に類語が多いようですね。

ただ、「彷彿」には3つの意味があるので、文章によっては言い換え可能なものもあれば、言い換えができないものもあるので、使い方には注意ですね。

上に挙げた類語は主に「彷彿」の2つ目の意味に当てはまるものばかりです。

あい
このように「彷彿とさせる」には3つの意味があり、主に「何かや誰かにあった時に、昔の情景や人の様子を思い起こす」という意味合いで使われているようです。
では、具体的な使い方をさらに例文と一緒に見ていきましょう。

「彷彿とさせる」の使い方を例文でご紹介!

彷彿とさせるの使い方

では「彷彿とさせる」の使い方を例文で見ていきます。

その上で気になるのが、使うときに「彷彿とさせる」と使うのか、それとも「彷彿させる」と使うのかです。

よく聞くのは「彷彿とさせる」のような気がしますが、両者に違いはあるのでしょうか。

「彷彿させる」の使い方は間違いなのでしょうか。

実は両者とも正しい使い方です。

ただ使う際に、ちょっとした違いがあるだけで、意味合い的には変わりません。

では何が違うのかというと、使うシーンによって異なるようです。

「彷彿として」の「と」は副詞的に使う場合に用います。

例えば「彷彿として現れる」、「彷彿としてよみがえる」などと書く場合、「と」がないと違和感がありますよね。

一方、「彷彿している」の使い方としては「はっきりと眼前に現れる」といった意味合いにしたい時に使われます。

例文を挙げると

・彼の絵は、彼が最後に見た情景を彷彿している。

意味は「彼の絵は、彼が最後に見た情景を現前に見せている」というふうになります。

さらに文章によっては「彷彿とさせる」と「彷彿させる」の両方とも使える場合があります。

もしどちらを使えばいいのかわからなくなったら意味や文章全体を見てみるといいでしょう。

では、さらに例文で使い方を見ていきましょう。

・彼女の今日のファッションはまさに2000年代を彷彿とさせている。

意味は「彼女の今日のファッションは2000年代を思い起こさせる」ということです。

こちらは「思い起こす」の類語に置き換えられますね。

他にも「想起させる」という類語でも意味が通じそうです。

次の例文です。

・彼の文章は、かつての文豪を彷彿とさせる。

意味は「彼の文章は、かつての文豪を連想させる」ということです。

これは「連想させる」の類語が当てはまりますね。

他にも「思いおこさせる」という類語も当てはまりますね。

次の例文です。

・彼女のプレゼンは、彼女の上司を彷彿とさせた。

意味は「彼女のプレゼンは上司のプレゼンを思い起こさせた」ということですね。

この文では「思い出される」、「思い起こす」という類語に言い換えられます。

次の例文です。

・彼女を見ていると、お母さんが小さかった頃を彷彿とさせる。

意味は「彼女を見ていると、お母さんが小さかった頃に似ている」ということです。

このような一般的な「彷彿とさせる」とは違う意味合いで使われることもあります。こういった文章では前述の類語はあてまはりませんね。

あい
このように「彷彿とさせる」という言葉は同じ意味合いでも「彷彿させる」という使い方もでき、文章によっては例文のように類語に言い換えてもおかしくないものもあれば、言い換えられないものもあるようです。

「彷彿とさせる」の意味や類語は?使い方を例文でご紹介!まとめ

「彷彿とさせる」には3つの意味がありますが、主に「何かの事象や人物に会った際に、以前あったことや様子を思い起こす」という意味合いで使われるようです。

また、そのような使い方をする場合は類語も多く、例文に挙げたように言い換えも簡単にできたりします。

ただ、意味的に類語が当てはまらない場合もあるので、ご注意ください。

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