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「もしくは」、「または」の意味の違いは?例文もご紹介!

もしくは、または

「もしくは」、「または」の意味の違いは?例文もご紹介!

日本語の文章を書くときに「もしくは」、「または」と使う時がありますよね。

どちらも文章をつなぐ際に使うイメージがありますが、意味に違いはあるのでしょうか。

あい
そこで「もしくは」、「または」の意味の違いについて、例文とあわせてご紹介します。

「もしくは」、「または」の意味の違いは?

もしくは、またはの意味

「もしくは」、「または」の違いを知る上で、まずは「もしくは」の意味から見ていきましょう。

「もしくは」は漢字で書くと、「若しくは」と表します。

これは選択肢があるときに使う接続詞で、使い方を例文で挙げると

・a、もしくはbからお選びください。

となります。

意味としては「aとbからお選びください」ということです。

このような選択肢が二つの場合は上記の例文のような書き方ですが、選択肢が三つの場合はどのように書くのかというと、例文を挙げると

・a、b、もしくはcからお選びください。

と、書きます。

このように選択肢の間に句読点を入れることで分かりやすくなっています。

では、そんな「もしくは」の類語はというと、いくつかあります。

そんな類語をご紹介します。

・「それとも」
・「あるいは」
・「または」

です。

では、一つずつの使い方や「もしくは」との違いを見ていきましょう。

まずは「それとも」ですが、意味は「もしくは」と同様で、選択肢がある場合、選ぶときに使います。

ただ、「それとも」を使う場合は疑問文になるという点が「もしくは」との違いです。

例文を挙げてみると、

・コーヒーにしますか?それともお茶にしますか?

となります。これを「もしくは」にすると

・コーヒー、もしくはお茶のどちらかからお選びください。

となります。

次に「あるいは」について見てみましょう。

意味は「もしくは」と同様に選択肢の中から選ぶ場合に使います。

では、「もしくは」との違いはというと、「あるいは」の場合は選択肢のどちらかを選ばなければいけないという点です。

例文を挙げてみます。

・卒業後は進学、あるいは就職する。

この例文は「もしくは」に言い換えても意味合いに違いはなさそうですね。

今度は「または」についてみてみましょう。

「もしくは」と同様によく使われる接続詞ですよね。

その意味はというと、「もしくは」と同様に選択肢の中から選ぶ際に使います。

例文を挙げると

・鉛筆、またはボールペンでお書き下さい。

これも「もしくは」に言い換えても大丈夫そうですね。

では「または」には「もしくは」との違いがないのでしょうか。

実は日常会話での違いは大してありません。

でも実は法律用語としては、日常会話とは少し意味が違います。

「または」というのは大きな括りがあるときに使い、「もしくは」というのは小さな括りで使います。

例文を挙げると

・バナナ、またはきゅうり、もしくはトマト」

このように果物と野菜という大きな括りでは「または」を使い、きゅうりとトマトという野菜の中の括りでは「もしくは」を使います。

あい
このように「もしくは」と「または」は選択肢の中から選ぶ時の接続詞として同じような意味で使われてはいますが、例文のように法律用語の際には使い方にちょっとした違いがあるようです。

「もしくは」、「または」の例文もご紹介!

もしくは、またはの例文

では「もしくは」と「または」の意味や違いがわかったところで、もっと詳しい使い方を例文で見ていきましょう。

まずは「もしくは」の例文から見ていきます。

・明日、もしくは明後日に訪問予定です。

意味は「明日か明後日に訪問予定です」ということで、類語の「または」に言い換えても意味は通じます。

ただ「それとも」の場合は疑問形にならないとおかしいので、使い方が違いますね。

他の例文を見てみましょう。

・電車、もしくはバスでお越しください。

意味は「電車かバスでお越しください」ということですね。

イベント毎などの交通手段の案内でよく見かける文面です。

こちらも「または」に言い換えても大丈夫ですね。

ただ、先方に交通手段を聞く際には「それとも」を使うといいでしょう。

例文で挙げると

・電車で来られますか?それともバスで来られますか?

となりますね。

つまり、選択肢を聞く場合は「もしくは」の類語「それとも」を使った方が良さそうです。

次の例文を見てみましょう。

・出席、欠席、もしくは途中からの出席からお選びください。

意味は「出席か欠席、途中からの出席の中から選んでください」ということです。

選択肢が三つあるので句読点を使うことで分かりやすくしています。

では今度は「または」の例文を見ていきましょう。

・お茶、またはお水をご持参ください。

意味は「お茶か水を持ってきてください」ということです。

これは「もしくは」に言い換えても大丈夫ですね。

他の例文も見てみましょう。

・ご飯、またはパンのどちらになさいますか?

レストランなどで聞かれそうな文章ですね。

意味は「ご飯とパンのどちらにしますか」ということです。

こちらの例文も「もしくは」に言い換えても大丈夫です。

では、「もしくは」と「または」の使い方の違いを例文で挙げるとすると、このような書き方になります。

・牛、もしくは鶏、または人参、もしくはピーマン

この例文では「牛と鶏」を肉類、「人参とピーマン」を野菜とした大きな括りということで「または」を使っており、肉類と野菜、それぞれの小さな括りの中で「もしくは」を使っています。

あい
「もしくは」と「または」は例文に挙げたように使い方に違いはありつつも、日常会話での使い方に大きな違いはなく、同じ意味合いで使えるようです。

「もしくは」、「または」の意味の違いは?例文もご紹介!まとめ

「もしくは」と「または」は選択肢の中から選ぶときに使う接続詞としての意味があり、法律用語としての使い方の違いはありつつも、例文のように日常会話での意味合いや使い方に大きな違いはないようです。
ビジネスシーンでも使うことが多い言葉なので、使い方は覚えておいた方がいいでしょう。

また類語もあり、その類語によっては疑問文にしなければいけなかったり、3つ以上の選択肢がある場合は分かりやすく句読点を入れるなどの基本的な使い方が決まっているので、あわせて覚えておくといいでしょう。

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