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「リクープ」の意味や使い方は?リクープラインとは何のこと?

リクープ

「リクープ」の意味や使い方は?リクープラインとは何のこと?

ビジネスシーンで「リクープ」はよく使われる言葉です。

そのため、きちんとした意味を理解していないと、ちょっと恥ずかしい思いをしてしまうことがあるかもしれません。

あい
そこで「リクープ」の意味や使い方、「リクープライン」という言葉についても調べてみました。

「リクープ」の意味や使い方は?

リクープの意味

まず、「リクープ」とはどういう意味の言葉なのでしょう。

そもそも「リクープ」は英語のrecoupを語源とするカタカナ言葉です。

では、recoupはどういう意味の単語なのかというと、「取り返す、差し引く、埋め合わせる、控除する」という意味合いで使われます。

そして日本語での「リクープ」の意味はというと、「損などを取り返す、費用を回収する」という意味です。

こうやって意味だけを見ると、いまいち使い方がわからないかもしれません。

使い方を具体的に挙げてみましょう。

例えば、ゲーム開発やアプリ開発では最初に開発費用がかかります。

そして、売上を見込んで出資を集め、開発を進めるわけです。

そしてオンラインゲームの場合はその費用回収を見込んで随時イベントを開催したりもします。

このように、開発にかかった費用を回収することを「リクープ」といい、ゲーム業界において重要なことなのです。

そして「リクープ」というのはゲーム業界の用語というわけではなく、色々なビジネスシーンに使えます。

例えば映画業界も同様です。

映画の制作には莫大な費用がかかります。

ロケやセット、出演者やスタッフなどの人件費など、かなりかかります。

それを回収するのは撮影後になります。

上映回数や観客数が多ければ回収はできますが、人気が出なければ回収できない、つまり「リクープ」できないことになるのです。

しかも、劇場公開の際の収益は半分は映画館側の分になります。

そのため、上映してすぐに「リクープ」できないことは多々あります。

でも映画の場合は、上映後、テレビで放送されたり、DVD販売があったりと、後々売上を伸ばし、「リクープ」できる場合もあります。

そのため、映画業界では出資の7割から8割が上映の際に回収できればいいと考えられています。

また、普通の会社員でも使うシーンはあります。

例えば、あるプロジェクトを進めていましたが、失敗したとします。

そんな時の使い方を例文に挙げると

・今回は私が未熟だったため失敗でしたが、次は必ずリクープするので、もう一度チャンスをください。

意味は「今回は失敗しましたが、次こそは挽回します」ということです。

このように、ビジネスで利用する際は「損失を取り返す」という意味以外にも、「汚名を返上する」、「名誉を挽回する」といった意味合いの使い方もあるのです。

他にも通常の「回収する」という意味での使い方として

・今回のプロジェクトは出資分を無事にリクープできた。

意味は「今回のプロジェクトの出資分は無事に回収できた」ということです。

これはプロジェクトが無事に成功して、会社的には黒字になったということですね。

というのも、出資分を回収できないということは利益がマイナスということで、会社的には赤字になるということだからです。

それでは、「リクープ」の意味がわかると、次に気になるのが「リクープライン」です。

「リクープライン」もビジネスでよく使われる言葉ですよね。

しかも「リクープライン」は仕事を進めていく上でかなり重要なキーワードです。

では「リクープライン」とは何のことを指すのか、「リクープ」に関係あるのでしょうか。

あい
今度は「リクープライン」の意味や使い方についてみていきましょう。

リクープラインとは何のこと?

リクープライン

では「リクープライン」の意味は何でしょう。

「回収する」という意味の「リクープ」に線引きの「ライン」がついた「リクープライン」は、「損益分岐点」という意味です。

つまり、何か商品を作って売った際やサービスの儲けが0になる売上高と予算のことです。

簡単にいうと出資額100万円を使ってサービスを提供したとします。

そうなるとリクープラインは100万円ということになり、このリクープライン以上の収益があれば元手をリクープできて黒字、超えなければリクープできずに赤字ということです。

つまり会社を運営していく上で「リクープライン」とは損益が出るかどうかの分岐点で、重要なポイントになるのです。

使い方を具体的にみてみましょう。

例えば何かを作ったり、開発したりするためにはどうしても費用がかかります。

お菓子を作るなら原材料費に開発費用、製造費、それにかかわる人件費、パッケージ費用などがあります。

売り出す際はそれらかかった費用を全て回収できるリクープラインを設定します。

そしてそれを上回ることを想定して世に出したりするのです。

リクープラインを大きく越えれば成功ですし、リクープできないと会社は大赤字になってしまう場合があります。

つまりビジネスでは「リクープライン」は基本的に越えなければいけないラインという意味なのです。

そのため、使い方としては新しい製造開発やプロジェクトを提案するときに予算回収という点で用いることがあります。

例文で使い方を挙げてみると、

・今回のプロジェクトのリクープラインは1億円で、十分利益も見込めます。

このような感じでの使い方となります。

意味は「今回のプロジェクトの損益分岐点は1億円で、それ以上の利益も見込めます」ということです。

企画提案でこのようなことを発言すれば、企画も通りそうですよね。

あい
このように「リクープライン」は「リクープ」を元にした言葉で、損益分岐点という意味です。
使い方は「リクープ」と同様にビジネスでよく使う言葉なので、一緒に覚えておくと良いでしょう。

「リクープ」の意味や使い方は?リクープラインとは何のこと?まとめ

「リクープ」というのは英語由来のカタカナ言葉で、「回収する、損を取り戻す」という意味合いがあります。

使い方としてはビジネスで用いられることが多く、損益が0になるポイントという意味で「リクープライン」という言葉もあります。

色々なビジネスで使われる言葉なので、一緒に覚えておくと良いでしょう。

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