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「追って連絡」の意味や類語は?使い方を例文で見てみよう!

「追って連絡」の意味や類語は?使い方を例文で見てみよう!

「追って連絡」というのはビジネスシーンでもよく耳にする言い方ですよね。
そんな「追って連絡」というのはどれくらいの期間を意味するのでしょう?
また、似たような意味を持つ類語・言い回しはあるのでしょうか?

あい
そこで、「追って連絡」の意味や類語、使い方を例文と合わせてご紹介します。

「追って連絡」の意味や類語は?

まずは「追って連絡」の意味からみていきましょう。
「追って」というのは「近いうちに、後ほど」という意味です。
そのため、「追って連絡」というのは「近いうちに連絡」、「後ほど連絡」という意味です。

ではそんな「追って連絡」の使い方を詳しくみていきましょう。
まずは基本的な使い方を例文に挙げてみましょう。
・追って連絡します。
というのは、ビジネスシーンでよく聞く使い方ですよね。
そのようなことを口頭やメールで言われた際はどう返信するのがいいのでしょう。
メールの場合は返信をする必要は特にないのですが、相手が目上の方だった場合は返信を入れた方が丁寧な印象になります。
どのような返信がいいのか、例文に挙げると、
・かしこまりました。ご連絡をお待ちしております。
という感じにするといいでしょう。

また、「追って連絡」には、すぐに返答できない場合に用いる使い方もあります。
例えばビジネスシーンでは自分の判断だけでは決められない場合が多々ありますよね。
そんな時の使い方を例文に挙げると
・社内で検討後、追って連絡させていただきます。
となります。
ただ、このように言った際には必ず自分から連絡をするようにしましょう。
連絡がないと相手の信用を失い、今後の仕事に大きく影響が出るので気をつけてください。

続いてビジネスシーンで気になるのが「追って連絡」の意味合いとして期間はどれくらい待てばいのかということです。
「追って連絡します」と言われると、相手からの連絡を待たなければいけませんよね。
でも具体的にどれくらい待てばいいのかわからなかったりします。
基本的なビジネスシーンにおける期間は3日間です。
ただ、この3日間というのは誰にとっても明確な期間というわけではありません。
人によっては「その日のうちに」と解釈している人もいれば、「1週間以内」と解釈している人もいるわけです。
そのため、ビジネスシーンにおいて相手と自分が思っている期間が違いそうだなと思った場合は「3日以内にご連絡します」など、明確な期間を言っておいた方がいいでしょう。
あくまでも「3日ほど」という期間は一般的な目安だということです。

でも中には急ぎで確認したいこともありますよね?
取引先から言われると、どうしても待たないといけないようなイメージはありますが、急ぎの場合は待つ必要はありません。
業務上、支障が出るようであれば再度連絡をしてもいいでしょう。

逆に3日以上かかるのが一般的な場合もあります。
そんな意味での使い方を例文を挙げると
・面接の合否については、追って連絡させていただきます。
など、就職活動のメールなどでよく目にする場合がありますよね。
この際の「追って連絡」というのは1週間前後かかる場合があります。
それどころか、大手企業の場合は2週間以上かかる場合だってあります。
というのも、面接した人数が多ければ、その中から絞り込むということで、選考に時間がかかるからです。
だから3日過ぎたからと言って急いで確認の連絡を入れる必要はないでしょう。
ただ、何週間待っても何も連絡が来ないようであれば、連絡が行き違っている場合もあります。
そんな時は採用担当宛に連絡を入れた方がいいでしょう。

では「追って連絡」という言い方に類語はあるのでしょうか。
実は同じような意味の類語があります。
それが「折り返し連絡」です。
意味は「今は返答できないので、後ほど連絡します」ということです。
ただ、「折り返し連絡」の場合は「追って連絡」と違い、その日のうちに連絡するのが基本です。
そんな使い方を例文に挙げると
・すみません、担当がただいま席を外しておりますので、折り返し連絡させていただきます。
となります。
このように言った場合はなるべく早く連絡をするようにしてください。
そのため、「折り返し連絡」は「追って連絡」とは類語ですが、言い換えるとニュアンスが多少違うので使い方に気をつけてくださいね。

他に言い換えられる類語というと、
・後ほど連絡
・後で連絡
・わかり次第連絡
・状況に沿って連絡
などがあります。
これらは例文などの言い換えに使えそうです。
ただ、きちんと期間が決まっていない点では「追って連絡」と同様なので、使い方には気をつけてください。

あい
このように「追って連絡」というのは「近いうちに連絡」という意味で、ビジネスシーンにおいては3日以内の連絡をさす場合があります。
でも話し手によっては3日以内ではない場合もあるので使い方には注意が必要です。

「追って連絡」の使い方を例文で見てみよう!

「追って連絡」の意味や類語がわかったところで、基本的な使い方を例文でもっとみてみましょう。
・先日の会議での決定事項の詳細は追って連絡させていただきます。
意味は「先日の会議での決定事項の詳細は近いうちに連絡させていただきます」ということです。
類語に言い換えるなら「後ほど連絡」が当てはまりそうです。

次の例文でも使い方を見てみましょう。
・日程の詳細は追って連絡いたします。
意味は「日程の詳細はわかり次第連絡いたします」ということです。
例えば、急に何かのイベントや集まりが決まってしまうことがありますが、その詳細についてはすぐに決められない場合もあります。
そんな時にこの使い方を知っておくと便利です。
類語に言い換えるなら「わかり次第連絡」や「決まり次第連絡」がいいでしょう。

次の例文でも使い方を見てみましょう。
・先方から返答があり次第、追って連絡させていただきます。
意味は「先方から返答があり次第、連絡させていただきます」ということです。
ビジネスではよく取引先に確認して、その返答次第で今後のスケジュールなどが変更してしまう場合がありますよね。
そんな時に便利な使い方です。
類語に言い換えるなら「わかり次第」が当てはまりそうです。

次の例文も見てみましょう。
・工事の中断理由については、追って連絡させていただきます。
意味は「工事の中断理由については、後ほど連絡させていただきます」ということです。
類語に言い換えるなら「後ほど連絡」が当てはまります。

あい
このように「追って連絡」というのは例文に挙げたようにビジネスシーンでよく使われる言葉です。
ただ、日程が確実になっていない分、相手との解釈が違う場合もあるので使い方に注意してください。

「追って連絡」の意味や類語は?使い方を例文で見てみよう!まとめ

「追って連絡」というのは「近いうちに連絡する」という意味で、例文のようにビジネスシーンでよく使われる言葉です。
そのため、基本的な使い方は覚えておいた方がいいでしょう。
ただ、類語も多く言い換えもできますが、その分、意味が曖昧だったりもします。
使い方には注意してください。




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